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余暇の時間と家族の時間

最近ご飯作りにあまり力が出ない。甥っ子姪っ子が最近迎えに行くと「今日のご飯何?」と聞いてくる。できた人だったら「今日はハンバーグだよ〜」とか言うんだろうけど私は「今から買い出しに行く」とか「今から作る」の時はなんか家事がうまくいかなかった日。あるいは掃除をメインでしていた。あるいは絵を描いていた。あるいは何もせずに寝ていた。子どもはそういう時はすかさず「ラーメン食べに行こう!」と言う。彼らは基本的に肉と炭水化物が好き。

自分の母は働いていたけどご飯を作る時は、なんかその時のテーマがあって、アスパラガスの肉巻きという料理があるとしたら10日間くらい同じメニューを作っていた。そしてそれが終わると二度とつくらない。子どもの時は文句タラタラだったけど、今ならわかる。献立考えるの疲れるのだ。一家の料理を担う人が同じメニューしか作れなくなったり献立のバリエーションがなくなってきたら軽い「燃え尽き症候群」なのかもしれない。まあ一汁一菜でいいやと思うけど、子どもたちは保育園や学校で給食があるので、それらと比較するんだろうな。

自分が一人暮らしだったらシェアハウスに入って、週ご飯作るの2,3回で済むようにする。ドイツでホストファミリーで暮らした時は、ホストマザーが洗濯をしてくれて、アイロンをかけてくれた。家で母親が着るものにアイロンを当ててるのを一度も見たことない私はそのイタレリツクセリぶりに感激した。空いた時間で私はバレーボールクラブに行ったり、美術室にこもって油絵描いたり、グリーンピースJugendのところに遊びに行ったり、教会に行ったり、色々やりたい放題であった。勉強もしていたけど、余暇の時間もたくさんあった。学校では部活とか、学校行事(体育祭、文化祭、朝会など)が皆無だった。ホストマザーのお母さんは平日は仕事、土日は家事と家庭菜園な感じだった。趣味の時間はあまりなさそうだった。そのかわり休暇の計画を何よりも楽しみにしていた。

ドイツの家庭の全部はそうかはわからないけど、私のホストファミリーでは料理するのは土日だけで、平日はKaltessen(冷たい食事)だった。パン、ハム、チーズ。以上。でもパンもハムもチーズも美味しかったので慣れた。1年間で8kg太った。平日にご飯を作らなくていいので、その分の時間の余裕があったように思う。そのかわり毎日Kaffeetrinken(お茶)をしていた。家族全員で。あれは今から思うとすごいなと思う。毎日夕方の17:00から1時間お茶(コーヒー)をするのだ。毎日。よくまあそんなに時間があったと思う。多分栄養や野菜たっぷりのご飯を作るより家族の団欒を優先した結果ああなるんだと思う。毎日やってると話のネタがそのうちなくなってくるけどそれでもやっていた。どれだけ家族の時間を優先してるんだろう。そのかわり朝は6時半ごろホストペアレンツは仕事に出かけていた。日本でのうちも共働きだったけど、家族の時間が晩御飯だけだったので、この違いはすごいなと思った。

それに対して今姉は毎日11時過ぎに家に帰ってくるし、午前様も少なくない。姉の旦那さんに至っては単身赴任で家にいない。みんな仕事をしている。夜、私と猫と子ども二人だけのご飯は結構寂しい。私が家事をやっている間ipadに子守をさせているので非常に退廃的な感じがする。もう一人二人いるとそうでもないんだけど。姉家族は旦那さんとの団欒の時間がたまの土日しかないので、その貴重な時間に姉は普段の不満を旦那さんにぶつけている。これはシステムの問題なのだろうか?

世界中の人が日本人のような暮らしをすると、地球が2.8個必要らしい。ということは、もっと昼寝をすればいいのだろうか?資源をたくさん使っているのに、たくさん働いて、幸せそうじゃないのはなんでかなと思う。日本シェスタ党を結成しないといけないかもしれない。党首は猫です。


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普段はなるべく引きこもってイラストや漫画を描いたり家庭菜園をしたり、たまに味噌作りや茜染めなどの手仕事をして、年に4回プチ断食して、一回だけ旅をして、冬はなるべく寝てます。
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