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【入門中国語Ⅱ】 期末試験の傾向と対策 《テキスト解答・日本語訳&頻出問題集付き》 【同志社大学】



Ⅰ はじめに

1 筆者の略歴

 2023年4月現在、同志社大学法学部法律学科に在学中。

2 この記事の内容

 この記事では、「入門中国語Ⅱ」について「期末試験の対策と傾向」について解説しています。勉強方法、試験の問題形式、出題の傾向など試験に臨むうえで押さえておきたいポイントを説明しています。

※過去問は著作権上の問題で掲載しておりません。


Ⅱ 成績評価

1 評価基準

 期末試験が80%です。試験期間に行われる期末試験の結果で成績評価がなされます。また、小テストによる評価が10%、平常点による評価が10%あります。

2 得点率

 平均得点率は公表されていないので不明ですが、おそらく7割ほどであると思われます。

3 成績と得点

 成績分布から、ほぼ素点による相対評価で、A = 9割、B = 8割、C = 7割、D = 5〜6割と予想されます。
 


Ⅲ 試験の詳細

1 日程

 例年、期末試験は試験期間中に行われます。春学期の場合、7月の第3週または第4週の土曜日です。秋学期の場合、2月中旬の土曜日です。

2 試験時間

 試験時間は、70分間です。

3 持ち込み

 一切の持ち込みが不可です。よって、テキストも持ち込みできません。


Ⅳ 出題形式

1 範囲

 甲・乙の先生による授業分全てです。第9回から第16回授業までの内容が試験範囲になります。

2 問題形式

 単語のピン音と簡体字の記述問題、日本語訳問題、整序問題、中国語訳問題、リスニング問題が出題されます。

3 傾向

 単語のピン音と簡体字の記述問題は全範囲から満遍なく出題されます。また、整序問題、中国語訳問題は主に「文法」から出題されます。例年、リスニング問題が2問出題されますが、1問目が平易で、2問目が難問です。

4 配点

 配点は公表されていません。
 もっとも、概要として、甲乙の先生ごとに問題用紙が配布され、甲の問題用紙の配点が約80点満点、乙の問題用紙の配点が約67点満点です。整序問題、中国語訳問題、リスニング問題の配点が小問ごとに各が4点、日本語訳の配点が小問ごとに3点、単語問題の配点が小問ごとに約2点です。

Ⅴ 期末試験の勉強方法

1 全体の流れ

⑴ 文法・置き換え練習を読む

 まず、もっとも配点の高い「文法・置き換え練習」を覚えます。その際、「日本語訳→中国語」を英単語帳のように一問一答形式で覚えることが重要です。そうすることで、日本語訳問題、整序問題、中国語訳問題、リスニング問題に対応することができます。本文の内容が出題されることは稀です。

⑵ 単語を覚える

 次に、単語を覚えます。毎年出題される単語は変わりますが、「苹果」、「香蕉」、「龙虾」など頻出の単語は決まっています。

⑶ ドリルを解く

 一旦、ドリルを解いてみましょう。現時点で、どれくらい解けるか確認します。7割くらい解ければ良いでしょう。

⑷ 数回復習するする

 「文法・置き換え練習」を「日本語訳→中国語」に直せるまで復習します。「ドリル」が8〜9割ほど解けるようになったら良いでしょう。単語は、簡体字を書けるようになるまで繰り返し復習し、余裕があればピン音まで覚えておきましょう。


Ⅵ  頻出問題まとめ集

1 概要

 過去問やテキストを研究し、特に頻出の問題をピックアップしました。頻出問題集・頻出単語帳で、復習後の演習にご利用ください。また、テキストの日本語訳・解答(第9回〜第16回)付きです。なお、データはPDFです。

2 頻出問題集・頻出単語帳

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