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自分のコンテンツは自分の魂なんだ~ソウルフルであれ

少し前になるのですが、
NHKホールへ和田アキ子さんの
「LAST HALL TOUR」を見に行きました。

「和田アキ子の最後のホールツアーなんだって。行こうよ!」
という妻の誘いをうけ、
よっしゃ、わかった、行こう行こうと
まことに軽いノリです。

正直、和田アキ子さんの曲は
そこまで聴きこんでいなかったのですが、
ステージで本物のアッコさんの歌唱する姿を見て、
キャリア55年、
一流のパフォーマンスに圧巻されました。

「さすがだなあ」の一言。

なにがいいって、
「魂」で歌っているんですよね。
ソウルフル!
歌が大好きで、
歌で人生導かれて
歌で心を動かし続けてきた
アッコさんの人生の息遣いみたいなものを
その瞬間、共有できた気がしました。

NHKホール全体が
「魂」でつながる感覚が
確かにありました。

そして、もちろん、
和田アキ子本人のレパートリーも素晴らしかったのですが、
他の歌手の楽曲もカバーしてくれて、

中でも、
越路吹雪「愛の讃歌」
RCサクセション(忌野清志郎)
「スローバラード」
は涙が出るほど、素晴らしかったです。

名曲に触れるたび、
思うのですが、
歌って、その人の「魂」ですよね。

和田アキ子の曲は和田アキ子の「ソウル」が、
清志郎には清志郎の「魂」が吹き込まれています。

僕は、ある歌を気に入ると、
その歌い手さんに興味を持ち出し、
「これだ!!」と思ったら、
その人の歌ぜんぶが好きになります。

この「好きのなり方」って人それぞれで、
たとえば妻は「曲」で好き嫌いを決めます。
「いとしのエリー」は好きだけど、
「マンピーのGスポット」は嫌い、みたいに・・。

でも、僕は桑田佳祐の曲なら、
なにもかもが「好き!!」になる
タイプなんです。

「曲」ももちろんだけど、
それ以上に「人」に惚れ込むのです。
その人の「魂」に熱烈に惹かれるのです。
昔からそうでした。

もちろん「好きのなり方」は、
人それぞれですから、
良いも悪いもないのですけどね。

小説も同様です。
「文体」という言葉の通り、
僕はお気に入りの作家さんを見つけたら、
その人の「文章」の「体」が好きになります。
その作家をまるごと支持する
コアなファンになります。
本、全部買います。
リズムやテンポ、言葉のチョイスや連想の仕方、などなど、
感覚的、イメージ的な要素が
好きでたまらなくなり
何度も繰り返し読んで、
その人の「魂」をまるごとインストールしているような
感覚が好きなのです。


このコラムは
吐き出すように文章を書いているので、
読んでいる人にとっては
論理の飛躍が多すぎて
一部読みづらい部分があるかもしれません。

読む人のためでなく、
自分のために書いているところも
多々あるもので…。
ごめんなさい。

でも、こうやって僕が
アウトプットしているものは
紛れもなく僕の分身なんです。
僕の身体、呼吸、息づかいそのもの。
僕の「魂」といえます。
(まだまだ未熟ですけど)

これらをいかに
魅力的に、他人に提供できるか?
価値あるものとして受け取っていただけるか?
今は、その事ばかり考えて、
吐き出しながら、試行錯誤をしている最中です。

僕が学ぶべきは、
コンテンツの内容もさることながら、
相手の人生の文脈のなかで、
どのように自分の「魂」を差し出せばいいか?
その戦略だと考えています。

和田アキ子さんのライヴは、
ビジネスを考え始めた僕にとって
「ソウルフルであれよ!」という
メッセージをくださいました。

それだけで価千金の価値を
ぼくはアッコさんからもらったといえます。

もう、やるだけ。
やるっきゃない!

希望の匂いをまとわせて
前に進むのみです。

最後までお読みいただきありがとうございました。終始、自分語りで申し訳ありません。これを読んでくれてほんの少しでもあなたの気付きのタネになれていたら嬉しいです。

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