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【頂き女子】自己肯定感の根っこは「感情」を否定しないことにある

元高校「国語」教師の
枝瀬です。

以前、
自分は記事の中で
次のようなことを書いたことがあります。

国語の授業で、
評論文を生徒と一緒に読んでいると、

筆者が論証を強固にするために、
著名な人物の言葉ばかり引用するのが
昔から気に食わなかった。

やれ、
マルクスがどうたら、
フロイトが~、サルトルが~、
クロード・エルウッド・シャノンが~、等々。
西欧の学者の言葉の引用が多いのも気になる。

そうじゃなくて、

隣近所、
自分の身内の言葉を後生大事にして

そこから教訓や気づきを汲み取る人の方が
信頼がおける気がして、

隣のクラスの〇〇先生が残した名言があるんだ。

探し物は、探すのをあきらめたとき見つかる、

ってね。

というように、
自分の考えを述べる際は、
身近なコミュニティー内の
人間の言葉を引用するよう努めている。

記事より抜粋

「こだわり」というより、
一つの「クセ」みたいなものだと思います。

授業でも、
このnoteでも、

「〇〇がこんなこと言ってたよ。
 おもしろいよね。
 ってことはさ~」

そんな世間話のようなノリで
うたったり、みんなとおしゃべりしていきたい
と思う今日この頃。


頂き女子りりちゃん

GAMIさんが共同運営マガジンで
連載記事をアップしてくださっていて、
いわゆる「頂き女子」について。

これ、おすすめです。

次世代のイケオジを目指す
GAMIさんは、

①「頂き女子マニュアル」の逆をいけば、
 頂かれない素晴らしいシンのイケおじになれる 
②「頂き女子」が暗躍する社会構造について。
③win-loseの関係ではなくwin-winの決断を
 していこう


実にGAMIさんらしい考えを示していました。

うーん、おもしろい。

実は
「頂き女子りりちゃん」については、
僕も過去に記事を書いたことがあります。

彼女(りりちゃん)は、
中年男性からお金を「頂く」ための
詳細なマニュアルを、
このnoteで販売していたらしい。

ワイドショーを見てたら、
頂き女子りりちゃんが、
「お金をくれる男性たちの特徴」として、

何だろうな~
言語化するの難しいけど
自分さえよければいいと思っている人ではなく
こっちの気持ちを気遣ってくれる人
一方的に話さないとか
相手の気持ちを考えて
汲み取ろうとしている人

と説明していたのが、
すごくおもしろかった。

記事より抜粋

ターゲットが
「自分さえよければいいと思っている人」

ではなくて、

「こっちの気持ちを気遣ってくれる人
 一方的に話さないとか
 相手の気持ちを考えて
 汲み取ろうとしている人」

と明確になっているのが、
おそろしかったですね…。

いい人=都合のいい人?

感情をもてあそばれて、

お金や時間

あまつさえ
自己肯定感を奪われてしまう
悲しみ
を想像すると切ないですよね。

こういう詐欺の類いは
いわゆる「いい人」を
「都合のいい人」扱いして
使い捨てするから、

「いい人」の自己肯定感をますます
低めてしまう気がします。

感情をもてあそばれないための
予防策として僕が推奨したいのは、

普段から
自分の感情を自分で楽しむこと。

喜びも悲しみも、
幸福感も全能感も、
屈辱も嫉妬も、
劣等感も、
挫折や痛みも、
ぜーんぶ、

自分が感じているものを
否定せず、
ごまかさず、
受け入れたほうが健全。

要するに感情の主導権を相手に委ねない‼️
感情の責任を自分で持つ、ってことですね。
(言うは易く、行うは超難し)

noterさんなら
書くことで、
自分の感情を昇華できますから。

感情を抑圧しすぎて、
自分で自分をごまかし続けると、

「頂き女子」みたいな
わけのわからない存在を
引き寄せてしまうのかな
なんて思ってます。

それは昨今、
ニュースになっている
トー横キッズとも
根っこの原因は同じなのかなーって。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
感情を否定しない。
自分を否定しない。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


肯定じゃない。

肯定しがたいものを
ムリに肯定するんじゃなくて、

そこにあるものを
「否定しない」姿勢が
しなやかな自己肯定感を育みます。

今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

#66日ライラン  参加8日目。

【追記1】共同運営マガジンはじめました。ぜひご参加ください!

【追記2】
ついでにkindle本出版してます!
こちらも是非、お読みいただけたら嬉しいです。

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