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コップは常に上向きに

前に「人は自分の経験則というフィルターを通してでしかモノを見れない」と書いたことがあるが、周囲とのコミュニケーションや部下育成において、自身がそれを理解して調和することが大切だと考えた。

理念研修に限らず、研修時や、短い朝礼、また、会話一つとっても、
人によって感度が様々なことがよくわかる。
感度が弱い人は高い人に比べて、経験値の面で人生で大きな差がつくのだろうと思う。

経験値の少ない人は、自分の経験すべてが絶対値だと思っているフシがあるので、いろいろと勘違いしていることが多い。能力低くても「自分はわかっている」、「自分はできている」など、こんな人周りにもいると思います。

特に人間年を重ねると、価値観の違いも相まってどんどん石頭化していくのではなかろうか。

しかし、たとえ今までの経験値が低くても、この先ぐんと上がる可能性はたくさんあります。 

それは、
・傲らないことです。
・自分は何も知らないと認識することです。
・興味を持つことです。
・自分でよく考えることです。
・行動を起こしてみることです。

「気付き」は、自分が気付きを受け入れられる状態でないと得にくいものです。受け入れられる状態とは、常に探求心を持って、人の意見に心から耳を傾けるということが大切です。

よくコップの向きに準えられていますが、コップが上向きかどうか、
聴く姿勢ができていれば多くを受け入れることができるというもの。

「気付き」から「学び」を得てその学びを行動に移して様々な修養を積み重ねたいものです。


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