学級日誌は全て記入するスタイル。#教師のバトン

教育実習指導教諭の教え

 教員実習は高校で行い、指導教諭はとても厳しい先生でした。学級日誌は全て記入する指導スタイルで、担任のコメント欄も全て記入していました。

 ですから当然、教育実習の日誌も全て記入です。他の実習生の日誌と比べると、私の大学の日誌はたくさん記入できます。他大学がうらやましかったり、同じ大学で同じ教科でもそこまで求めない指導教諭だった友人がうらやましかったり‥‥。しかし、ありがたいことに、指導教諭コメント欄もびっしり書いてくれました。

 実習中、学級日誌の担任コメント欄の記入もさせてもらい、「生徒に全て記入するよう指導しているのだから、自分(担任)も全て記入しないと」との指導を受けつつも、「でも、これ大変なんだよ」とポツリ本音も。
 
 人の書いたものを読んで、それにコメントを書く経験が初めてでした。学級日誌のコメント欄を書くのも私にとっては大変なのに、その10倍近くありそうな教育実習日誌の指導教諭コメント欄を埋めてくださった先生。相当大変だったことと思います。どの実習生よりも、指導教諭からのコメントをいただきました。厳しく指導していただき、教員人生を振り返り、あらためて感謝の思いでいっぱいです。


学級日誌は全て記入するスタイルを継承

 通常学級の担任になってからは、学級日誌を全て記入するスタイルを継承しています。担任オリジナルで日誌を準備してOKの学年がほとんどだったのでマイナーチェンジを繰り返しながら、生徒の負担が少なく、書いて楽しい、読み返して楽しい日誌指導を目指しました。

 日直の仕事は、日誌を提出して終了です。空欄(書き忘れ)や、文章が途中のところがあれば、その場で戻します。授業のプリントで書き忘れがあっても、その都度指導することは難しいですが、日誌なら1日1人なのでその場でできます。夏休み前に少なくとも2〜3回は日直を経験するので、「書き忘れがないか」「全て埋まっているか」を生徒自身が確認して提出できるようになります。

 そうすると、特に指定がなければ、書くネタを考え出し、枠内は全て記入するようになります。テスト計画表の反省欄、夏休みの記録の反省欄、講演会の感想など、一言で終わることはありません。ただし、枠だけだとどれだけ書くのか迷うようで、行がある方が書きやすいとのことです。(書く力が身につけば、行がなくてもOK)


 お世話になった指導教諭に感謝🍀読んでいただきありがとうございました😊

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