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【元外資系コンサルぶっちゃけ対談】20代コンサル出身者は何を想い、客室清掃×デジタルのカテゴリーリーダーを目指すスタートアップへ?

Introduction
EDEYANS は「ホテルの新たなインフラをともに創る」をミッションに、デジタル清掃サービス「Jtas」を提供する創業6年目のスタートアップです。

ホテル客室清掃管理 SaaS の開発・提供/客室清掃オペレーション、全く性質の異なる2つのサービスを提供することで相乗効果を生み出し、ホテル業界の大きな課題である “人手不足” を解決し、観光立国日本を支えることを目標としています。

今回は、セカンドキャリアとしてスタートアップを選択し、現在 EDEYANS のコアメンバーとして活躍する外資系コンサル出身の舞原さんと大月さんに対談していただき、

⚫︎なぜコンサル → スタートアップというキャリアを選んだのか
⚫︎コンサル → EDEYANS で痛感したギャップ・そこで得られたやりがい
⚫︎「EDEYANS だからこそやる価値がある」入社して感じたカテゴリーリーダーになるポテンシャル

などのテーマで、ぶっちゃけトークをしてもらいました。
コンサル出身でネクストキャリアに迷われている方、事業会社で自分の力を試してみたい方は、ぜひご一読ください!


「コンサル企業にいても実現できないことはある」それぞれの想いでスタートアップへ


ーー まずは自己紹介をお願いします。

舞原:
私は新卒でアクセンチュアに入社し、その3年後、EDEYANS に業務委託として携わり始めました。現在は執行役員として、ホテル客室清掃管理 SaaS 「Jtas」の責任者を務めています。

大月:
私のファーストキャリアは EY パルテノンでした。3年働いた後、SaaS を提供するスタートアップに転職。並行して EDEYANS で業務委託をスタートし、今年から正社員として入社しました。現在はグロース本部の事業開発マネージャーとして、事業成長に必要な部門横断的な取り組みを担当しています。

舞原(左:執行役員 兼 ホテル客室清掃管理 SaaS「Jtas」責任者)
大月(右:グロース本部 事業開発マネージャー)

ーー なぜコンサルを辞め、ベンチャー・スタートアップに転職しようと思ったのですか?

舞原:
事業も給与も “自分のがんばり次第で伸ばせる” ことがベンチャー・スタートアップの魅力だと感じたからです。

大月:
戦略ファームのプロジェクトは2~3ヶ月スパンのものが中心ということもあり、プロジェクトごとに全く新たなテーマで仕事に取り組めるため、大いに知的好奇心を刺激される充実した環境でした。
一方で、企業活動の上流部分がメイントピックとなることから、チームや自分がコミットした最終成果を追うことが難しいという点にもどかしさを感じることもあったんです。

そんな背景と、元々私自身が1つのことを突き詰めるのが好きなこともあり、事業会社、特に小さなスタートアップに転職することで、自分がコミットした成果を最後までとことん追求できると考え、スタートアップに転職しました。

コンサル時代、阿吽の呼吸でやれていたことがまったく通じなかった

ーー 大手コンサルから、小さなスタートアップへ。ギャップはありましたか?

大月:
正直ありました。
ただ、それが面白さにもつながっていると思います。

ーー というと?

大月:
コンサル時代には同質性の高い同僚に囲まれ、経営者・決裁者レベルの方とコミュニケーションを取ることが多くありました。抽象度の高い話をしたり、いわゆるビジネス用語を用いた会話でも、特に支障なくコミュニケーションを取ることができたんです。

一方で、EDEYANS のメンバーは多様性に富んでおり、客室清掃の現場には全9カ国・10〜70代まで、約300名ほどの多様なメンバーが活躍しています。なので、コミュニケーションや業務上みんなで使用するツール1つをとっても、コンサル時代の常識で接してしまうと、何も通用しないということがわかりました。
最初はコンサル時代の感覚が通じない大変さもありましたが、「どうしたらみんなに伝わるだろうか?」と考え、工夫する面白さも感じています。

舞原:
最初は戸惑うこともありましたよね。
でも、相手に合わせたコミュニケーションに努めることが自分自身を成長させてくれたと思います。

大月:
そうですね。うまくコミュニケーションを取れなかったのは、きちんと説明しなかった私の責任。相手目線に立ち、みんなが共通認識を持てるコミュニケーションを意識する。これは、同質性の高いメンバーと働いていたコンサルティング時代には養えなかった能力だと思っています。

ーー 自分の常識だけで接しない。相手目線でコミュニケーションを捉える。これが EDEYANS で仕事をしていく上で、大事な要素ということでしょうか?

舞原:
その通りです。
これを面白いと思う人、億劫に感じない人は、EDEYANS のみならずレガシー産業そのものと関わることに向いているように感じます。
多様な方と関わり、自分にはなかった新たな視点を学び・活かすことが、EDEYANS のようにレガシー業界の変革に携わるスタートアップに必要な姿勢だと感じています。

大月:
多様な視点を獲得することは、実業の世界のビジネス感覚を養うことにも直結すると思っています。この感覚は、コンサルにいるだけでは絶対に養えませんよね。

結果が出るまで “ガンガン” 任せてもらえる

ーー コンサル時代とのギャップを感じつつも、EDEYANS で頑張ることができるのはなぜですか?

舞原:
先ほどお伝えした、事業も給与も “自分のがんばり次第で伸ばせる” という点に加えて、社会的意義を強く実感できることもモチベーションの1つです。

EDEYANS は「ホテルの新たなインフラをともに創る」をミッションに掲げ、ホテル業界の大きな課題である “人手不足” を解決し、観光立国日本を支える事業に取り組んでいます。
近視眼的にみると大変なことも、その1つ1つの積み重ねが、業界課題の解決につながると信じているので、日々仕事に励むことができています。

大月:
ホテル客室清掃の DX は、これまで誰も手をつけてこなかった “ラストフロンティア” です。
だからこそ非常に刺激的で、どんなことでも自分主導でイチからやらせてもらえて、結果が出るまで “ガンガン任せてもらえる環境” だと感じます。

ーー ガンガン任せてくれる環境というと?

大月:
私は EDEYANS の成長に必要なことすべてを任されています。
業務ツールの導入、組織作り、新規事業の立ち上げ etc…
大から小まで、それが会社のためになるのであれば、自分の裁量で進めることができています。

舞原:
私は現在 SaaS プロダクトの責任者を務めていますが、元々は「SaaS での業界変革にチャレンジしよう!」の一言からスタートし、構想〜開発〜提供まで、すべてを任せていただきました。

そうして現在は、関東を中心に全国のホテルに「Jtas」の導入が始まり、大手ホテルチェーンからも問い合わせが増えてきました。自社で客室清掃オペレーションを提供する場合、 SaaS 利用率100%は当たり前で、「Jtas」の活用ありきで EDEYANS に清掃オペレーションを依頼してくださるホテルもあります。つまりは、それだけ EDEYANS や「Jtas」の価値を感じてくれているメンバーやホテルもたくさんあるということだと思うんです。

ーー 「Jtas」がここまで形になってきたのは、すごいことですね!

舞原:
そうですね。
初期から携わってきたことを思うと、すでに感慨深いものがありますね。

業界課題の解決に全振りする、結果としてカテゴリーリーダーを目指せる環境

ーー 改めて、 EDEYANS の魅力とは何なのでしょうか?

大月:
業界課題の解決に全振りしながら、結果として市場を拡大させ、カテゴリーリーダーも目指していける。
ここがめちゃくちゃ面白いです!

特に、EDEYANS の SaaS は他社にはない唯一無二のプロダクトです。ホテルのバックヤード業務の作業効率化や “人手不足” などの業界課題を解決する上で、ホテルにとって必要不可欠なものだと信じていますし、自信をもって薦めていけます。

ーー これまで業界に参入するプレーヤーが現れなかったのは、市場にポテンシャルがないと捉える人もいるのでは?とも思います。この点、お二人はどのようにお考えですか?

舞原:
当然、私も最初は同じことを思いました。
ただ、メルカリのように「市場が大きいわけではなく、カテゴリーリーダーもすでに存在しているので厳しい」と言われていたビジネスが、急成長を遂げたケースもあります。
ビジネスに “絶対” はありませんが、私たちの事業は、観光・宿泊という文脈で観光立国を目指す国策にも合致しており、市場規模も拡大していく見込みです。チャンスは存分にあると思っています。

大月:
くわしくは、こちらで話しましたが、

  • マーケットの成長性

  • 競合の少なさ(海外企業を含めても1社ぐらい)

  • 参入障壁の高さ(現場オペレーションの複雑さ、業界の高齢化)

などの理由から、「EDEYANS は大きく成長する」と、自分なりに確信を持って飛び込みました。

ただ、このような予測・検討も大事ですが、結局はやってみないとわかりません。他人から示されたデータだけで判断するのではなく、最終的には自らマーケットを作っていく気概が必要だと感じています。

ーー 事業のポテンシャル以外に、 EDEYANS にはどんな魅力がありますか?

舞原:
業界変革への熱意を持った社長がいることです。
客室清掃オペレーションの現場にも度々足を運び、手を動かし汗をかくことも厭わず、業界課題の解決やクリーナーさんの地位向上を本気で目指している。そんなリーダーがいることを、私は誇りに思っています。

大月:
そうですよね!
あとは社長の片山さんと彼を支えるメンバーが、非常にバランスの取れたチームをつくっていることも魅力だと思います。これは EDEYANS の強みでもあるのかなと。

片山さんはとてもビジョナリーな人で、舞原さんが仰るように業界の将来について常に真剣に向き合っています。同時に、ビジョナリーなリーダーにはリアリストな副官が必要です。
直近ではコーポレート領域のプロフェッショナルである野村さんもジョインし、取締役に就任しましたが、各領域で実務経験・キャリアを積んできたプロフェッショナルが EDEYANS に集まりつつあり、互いに補いあいながら、ワンチームで会社経営できていると感じます。

コンサル出身者へのメッセージ

ーー  EDEYANS に興味をお持ちのコンサル出身者にメッセージをお願いします。

舞原:
コンサルと異なり、戦略立案だけでなく最後の実行までやりきることを EDEYANS では強く求められます。ここは私自身もコンサルマインドからのシフトチェンジで苦労した部分でもありますが、PDCA サイクルを最初から最後まで自分自身の手で回す経験は、コンサル時代は中々できなかったことですし、すごく刺激的でやりがいがあります。
EDEYANS や「Jtas」にはまだまだ課題が山積みなので、コンサルで養った俯瞰的に物事を見る習慣や課題解決能力を活かし、一緒に走ってくれる仲間になってほしいです。

大月:
コンサル出身者がスタートアップに転職することで、コンサルと事業家、両者のマインドを獲得できること。そして、それによってかなり希少価値の高い人材になれると私は考えています。

  • コンサル的な戦略立案だけでなく、実行まで自分の手でやってみたい

  • 事業会社で自分の力を試してみたい

  • 市場を牽引できるような成長可能性のあるスタートアップに挑戦したい

私もかつてそんな思いを持っていました。
1つでも当てはまる方は、ネクストキャリアとして EDEYANS をご検討いただけたら嬉しいです!

取材企画・協力 / 世界線株式会社

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