今から約４年ほど前、リ●ルートのエージェントサービスに登録しまして、上京のついでに転職しようと目論んだ私ですが（上京することが第一目標だったのですな）、紹介先から内定をもらった時点で、個人的に応募していた編集職からも内定がきていました。

単純に「給料の多い方へ行こう」と決め、内容やオフィス環境などはエージェントの紹介案件の方に惹かれていましたが、「生きていくには金」と割り切って現在の職に就いたわけです。いや、今思えば、結果的にこれでよかったんですけどね。

そしてそれから３〜４年後、また転職しようと思い立ち「そういえば、かつてお世話になったリ●ルートの情報、まだ残ってるよな」と。久方ぶりにログインをし、情報を更新し、そして応募したわけです。「またよろぴくね♪」そんな軽い気持ちで、ポチッと「応募する」のボタンをクリックしたのですよ。

そしたら、ですね。

「残念ながら、今ご紹介できる会社はありません」

MA　JI　KA　ーーー！

「会社は無い」ですって。そんなバナナ。４年前、未経験の私にすら職業紹介してくれたのにさ、ないってあなた。あなたのところ、すんごい数の企業が登録してるじゃないのさ。そんなバナナー！（二回目）

転職エージェントの収入源は登録している企業です。その企業に人材が入社して初めて、マージンが紹介元に入る仕組みです。それはそれは、かなりの額なのではないかと思います。だからこそ、登録者は無料でサービスを受けられるのですね。

そしてそこでやっと、ハッとなりました。私だってそれほどアホではない（つもりだったけど、こうなるまで気づかなかった……）。

私、一回ドタキャンしちゃったから、リ●ルートのブラックリスト的なやつに載ってるんだーーー！！

絶対そうだ（確信）。で、いったい何を申し上げたいかといいますとですね。エージェントサービスは「一回断ったら、二度目はないよ」ということです。私はこれでもう、業界最大手のサービスは受けられないというわけですな、トホー。

「またコイツはドタキャンをやりかねん」と、まぁ警戒するのが普通ですよね。先方もボランティアではないのだし。

そんなこんなで、前途多難な転職活動です。現在は他のエージェントサービスに登録して、編集をメインに紹介してもらっていますが、コピーライターや広告の営業をやたら勧められています……。

結果が数字で見えるから営業も楽しいのかな、と一瞬考えたのですが、基本、スーツ＆パンプスで出勤なのかと思うとですね、できる気がしない。

髪染め放題ネイルし放題、服装の規定なんてあってないような現状。人を見た目で判断することは、もはやなくなりました。いや、でも、そもそも一番やりたいのは編集ですから、行きたい出版社が服装規定厳しいなら、素直に従うまでですけれども。

ああ、これからどうなる、中堅世代の転職活動。目指すはホワイトな版元です。やっぱり、楽しいことやってお金が稼ぎたい。自分に嘘をつかず、果敢にチャレンジしたい限りです。