日々社説

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第三回「タコピーの原罪」

注意この文章中ではなるべくネタバレを回避しますが、止むを得ず解説として本文中の場面を指定する場合がありますので、ご了承ください。また、作品解説ではなく、作品の持つメッセージ性を筆者がどう捉えたかについて語りますので、解説を求められる際はTwitterなどで探すか、ご自身で考えてください。 感想と導入 「タコピーの原罪」を15話まで読んだ。救われないのは評判通りであり、筆者自身も鬱っぽくなってしまった。ただ救われないこの話が、ここまで人々を惹きつけている理由は何なのだろうか。

    • 第二回「社説 パチンコ・スロット」

       なぜパチンカスはギャンブラーとは呼ばれないのだろうか。日本で認められているギャンブルのはずなのに、パチスロの評価は圧倒的低評価だ。他のギャンブルも例外ではなく、皆こぞってその低評価の波から脱しようと努力している。なのに、なぜパチスロは未だ茨の道を歩み続けるのだろうか。 パチンコ・スロットはクリーンになりうるのか  まず、パチンコ・スロットは他のギャンブルとは異なり、スポーツ性が少ないことが挙げられるだろう。競馬やボート、競輪などは言わずもがなスポーツであるし、麻雀などもマ

      • 第一回「社説 マジックミラー号」

         この文章中は、男性向けの性的興奮を高める映像作品に関する批評であり、非常に不快かつ不適切な表現が含まれている可能性が大いにありますので、世、荒れる際にはご了承ください。  「マジックミラー号」という作品をご覧になったことがあるだろうか。男性向けのアダルトビデオである本作品は、ワゴン車の左側が一面マジックミラーで外からは様子が見えないが、内側からは外の様子が見えるという作りになっており、女性をナンパするだけではなく、外から見えてしまっているのではないかという緊張感を、内部に

      第三回「タコピーの原罪」