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2-2 ラスボスとデジタルデバイドと苛立ち

10:00
起床

12:00
讃岐うどん美味い

14:00
祖母がDR.VAPEをなくしたって襲来して来た。
なにがしたいのかよく分からない。
新しいのを買いたいのか、問い合わせがしたいのか、はたまた違うのか。そして結局何がしたいの?って聞くと「なんか本体無料ってのを見たいんだけど」って言われてさらに分からなくなる。
新しいの買いたいのね、っていうと「ねえ無料ってのは?」みたいに詰めてくるし、とりあえず買うにはログインとかしなきゃ行けないらしいけど前買った時にアカウント作った?って聞いたら「作ったと思うんだけど」って。だからログイン画面からログインしようとしたけど、アカウントが無いと。祖母と母にメールアドレスとかが違うんじゃない?って言われたけどメモを見ながら正しいのを2回ぐらい入れた。
新しくアカウントつくりなおしたら買えた。

なんかこの過程が死ぬほどイライラした。俺も分からないけど、分からないのに口を出すなってすごく思ったし、多分この人たち怪しいのにも引っかかりそうだし、インターネット慣れして無さすぎてちょっと噛み合わない。それがすごくイライラした。データのギガと容量のギガの区別もついてないし、何回説明してもわかってくれないし、マジでイラついたけど、日本全国で見た時、こういう人達の方が多数派なんだよなと思って悔しくなった。陽キャの存在が確認できない要素だとその属性に属する人が多い方が正しい。

15:00
ペルソナ5のラスボスを倒した。
結局あんまりラストダンジョンは俺は気が乗らなかった。キモすぎるけど俺は極右なので、れいわ新選組等々が大嫌いだ。
なんか怪盗団のやってる事に賛同してる層って多分れいわ新選組とかも信じてそうだなって1回思うようになってからちゃんとした目でこのストーリーを見れなくなった。だってれいわ信者って自分たちは啓蒙してる!みたいな、ヒーロー的自意識持ってそうで、それが主人公たちと重なっちゃう。
なんか俺もう終わりかも。俺少年漫画的ストーリーを楽しみきれないかもしれない。現実とフィクションが区別できなくなってきている。

かといってストーリーがつまらなかったという訳ではなく、熱いなっていう、こういうのだよ的な展開もある。



ネタバレすると









初期ペルソナのアルセーヌが民衆の声を受けて進化して一撃でラスボスを砕いたりとか、ラスボスのデザインが機械的で、でも聖書に基づいて書かれた天使たち(目ん玉に翼生えてるようなやつ)みたいな要素もあって、ラスボスっぽすぎたし、最後に盗むものは大衆の心ってのも良かった。
そして7つの大罪モチーフの各章ボスたちだったが、唯一いなかったのは怠惰、その怠惰を誰が担ってたかと言うと、大衆。ただ何も考えず支配されることだけを望んだ大衆こそ怠惰の罪を犯している。その集合体のシャドウこそがラスボス、ってのは上手いなと。
モルガナとのお別れも美しい。けどお前生きてるんかい、とはなった。明智テメーもだよ。何生きてんだよお前何人殺した?その罪をもっと背負えよ。もっと粛々としてろ、なに飄々としてんだよ、双葉の母ちゃん返せよ、春の親父返せよ、なあ。お前が奪ったものは大きすぎるぞ。あそこで死んどけよ。
いや、でも法で裁かれるべきか。それこそが一番彼の主義主張に従っていて、キャラに一貫性が生まれるか。
誰かを庇って殉死って悪役として罪を償ったことにはならない。私刑だよなある種。だから生きていてよかったのか。都合よすぎだろとは思うけど。

そんで三学期イベント?というか正月。
丸喜、俺お前ボスとして最高すぎるだろ。きちんと正義があるし、傲慢さもないし、シンプルに彼の優しい野望故にボスになっているのがいい。
俺は彼の野望に賛同してしまうかもしれない。
誰も傷つかない世界を想像できるならそれでいいだろう、それで。
ただ怪盗団のテーマが、自分の傷と向き合い苦しみながら成長していくって言うところにあると思うので、対立してしまう。
だから聖杯を倒したし、丸喜も倒すんだろうな。

そんで明智ィ!何てめぇピンピンしてやがる!俺マジでお前のこと許さねぇからな?悲劇があったんで、、、で済まされることじゃないぞお前がやった事。実行犯だろお前。指示役の方が悪いとかじゃなく、無理やり従わされたと言うより自ら望んで従ってだろ野望のために。
ケヒャリストになって許されると思うなよ、その程度で愛嬌だと思うなよ?まじで。極悪野郎が。

まあまあ、ゲーム性とかが楽しすぎるから不満点には目をつぶれる。イライラしてしまうのは俺の弱さだ。

17:00
店、序盤は暇だった。
珍しく井出さんが来た。いつぶりだろう。俺この人好きなんだよなめんどくさいじじいだけどなんかカッコ良さがある気がする。ヤクザっぽいからかな。てかほぼヤクザだったからかな。そういう悪い人に憧れ的なのを抱いてしまってるからかな。

若島さんも来た。この人はお酒奢ってくれるから好き。

20:00
忙しくなってきた。
暇暇だったから帰るつもりだったのに、帰ろうとしたら来た。が、俺はちゃんとしてるので精一杯のスマイルバラまいて愛想振りまいて対応する。

どんどん客入ってくる。
祖母「よかったわアンタがいて、アンタもそう思うでしょ?」
俺「俺はあんまり」
祖母「ええ!?お婆ちゃんの助けになれて良かったーとか思わないの?」
俺「うーん」

なんかこれめっちゃキモイ気がする。
よくわからないけどおぞましい感じが。人から善意を貰うのを当たり前に思ってる傲慢さに吐き気が。いやなんかそういうのだけじゃない。
なんかもっとすごくモヤッとした。
なんでかは分からない。説明できないけど、そう思ったということを残しておく。

22:30
ようやく帰宅。
帰ったら母からダイエットアプリを入れるように言われる。ご丁寧にそれで40kg痩せた人の記事まで添えて。
普通に考えて40キロ痩せれるやつ正気じゃ無さすぎて参考にならないだろ。なんか、母もそういうところズレててかなりムカつくんだよなぁ。
優しさなのはわかってんだけど、あの手この手で自分の思い通りにしようとしてるというか、善意の押しつけが見え見えというか、こうして欲しいが分かりすぎてちょっと。
母の優しさなのはわかってんだけどさ。

なんか俺はそういうアプリみたいなので成功するようなやつじゃない。そもそもそんなアプリで40キロ痩せれると思ってるとしたらいくらなんでも情弱というか頭足りないんじゃない?って思っちゃう。
流石に40キロ痩せるとは思ってないみたいだけど。ある程度は信じてるっぽい。
なんかマジで噛み合わないなぁデジタルな情報たちへの価値観。


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