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【小一の読書】ものをよーく見る楽しみ

これは結構前に、母がプレゼントしてくれた絵本なのですが、姉妹も大好きで、久しぶりに読んでも、やっぱりよかったので記録しておきます!

ストーリーは、植物に詳しいおじいちゃんに、電話でプランターに生えた雑草の名前を教えてもらおうと、おじいちゃんに導かれるまま、その色や形などを一生懸命観察して、それを言葉で伝えるもの。

「3つ特徴がわかれば、植物が当てられる」

ストーリーを知っていてもなお、その様子に、毎回、娘たちも「おー」と歓声をあげる、わくわくが詰まった本です。

絵は、全編刺繍で描かれていて、あたたかな味わいがありますし、リンクで見ていただけるとおり、漢字とルビのバランスもとても良く、絵本で物足りなくなったくらいの子供にちょうどいい絵本だと思います。

ちなみに、対象をよーーーく見る、それについては、こちらを個人的にお手本にしています。

この本は、NHKの「ようこそ、先輩」で、魚釣りからスタートし、解剖まで行って、最後に絵を描く授業を行った様子を振り返ったものです。「生きているものを解剖し、その美しさに感動する」ことで、いきいきとした絵が描けるようになる様子がとても印象的で、我が家でも、長女が5歳の時に、カーネーションを解体して、絵を描いてもらいました。

たくさんのことを経験してほしいし、たくさんのことを吸収してほしい。でも、全ても叶えるのは難しく…そんな時、身近にも、子供の目を見張らせるものがある、ということを改めて教えられる本だと思います。


よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!