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【小6と読書】「新聞を読む」というスキル

海外に住んでいるということを言い訳に、ニュースはもっぱらネットで拾っています。。

食事中にTV代わりに、NHKの簡単な言葉に置き換えたニュースサイトを見る習慣は続いていて、今やタイトルを読み上げる係は、長女から次女へ移りました。これのいいところは、本文の読み上げ機能がついているので、リスニング後、子供達に聞き取れているか内容を確認できるところ。

あとは、instagramでフォローしている英語のニュースサイトで興味深い記事があれば、長女に共有したりもしているのですが、そういえば、姉妹とも新聞をちゃんと読んだことがないかも…?と手に取った、池上氏の本。

そういう私自身も、社会人なりたての頃にスマホが普及し始めたので、いわゆる紙の新聞ではなく、新聞社系アプリで情報をとることができ、紙面を広げて…というのは、実はあんまりやってこなかったと、気付かされました。

一記事ごとにリンクが設定されているインターネット形式は小さい画面でも見やすく、またクリップもしやすいけれど、特に小さい記事や、普段興味がないジャンルの記事は全体を俯瞰してしか目に留まらないものですよね。そこに面白いネタが潜んでいるということは見過ごされがちで、そこに焦点があたっているのがよかったです。

また、記事が速報段階からどう発展していくか、新聞特有の「微妙な表現」(一両日中にも強制捜査へ、「関係者の話」の関係者とは、話などでわかった)の背景は、知っていると知らないでは大きく読み方が違うなと、早速長女に共有しました。

単行本は2006年発行なので、ニュースネタが古いという問題はありますが、新聞の読み方の本を一冊選ぶならこれかなと思ったくらい、コンパクトにまとまっている本だと思います。

よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!