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21 2021年を振り返って

あっという間に2021年が終わりを迎えようとしている。冬至も過ぎ昼間の時間も長くなっていくこの時期は少し早いけれどある意味、新しい一年のスタートのように思う。そんなスタートのタイミングに振り返りを行い、これからのスタートに向けた希望が見えるのでないかと思ったりしている。

年初は流行病の影響が大きく、外出すらままならない位で、正直、人に会うこともできなかったし、ステイホームの期間も多くなったため鬱屈した精神状況だった。まだまだ先が見えなくどうなるのか?という思いばかり抱いていたように思う。どうにか打開したいという思いだけが自分を奮い立たせていたように思う。

そんな中で母が他界し、生まれ育った実家が無くなってしまった。ここは私の大きな精神的支柱の喪失となり、自分の戻る場所が喪失したことを意味していた。こんな喪失感を感じたことは人生の中で一番だったかもしれない。いずれどんな事があろうとも、お別れの時期がやってくる。それが単に来たに過ぎないのだけれど。

そんな今年1年。何があっただろうか。一年間を通してずっと抱き感じていたのは、焦りと悲しみだったのかなと思う。

自分自身の中の焦り。今後の見通しをと考えていることが、一進一退を繰り返している。これでは先の見通しなんか立ちやしない。そんな事を書いている今この時間もその繰り返しの最中。ただ、その焦りを繰り返していることで慣れてしまったのかどうかはわからないけれど、今は焦りや伴う不安より不思議と楽しみな気持ちが大きくなっているように感じている。ようやく自分の中でブレイクスルーできたような気がしている。霧の中でようやく出口が見えてきたような感じだ。

こんな中で会うことのできた人も多かった。会いたい人に会ってきた。
人と会うことの化学反応はやはり凄いの一言だ。改めて書くまでもないことだが、人と会えない時期を通り越してこの事を改めて実感する。会えた人といろんなお話ができる機会ができたことは大きな収穫だった。そして自分に大きな発奮する材料が集まってきた。

色々と書いてはみたが、このnoteでも過去書いているように「人生の午後」を感じたり、家族というものを振り返る機会や、様々な点が線になるような経験をしたりなどを通し、実りの大きな1年ではなかったかと思う。1年を通して焦りや悩み、不安が常に付き纏ってはいたけれど。

とにかく来年は、今年の感じた事がより良く生かされていくように日々を丁寧に生き抜くことではないかと思っている。そう信じて歩みを進めていこう。

ありがとう。
また来年。皆さんにとっても良い2022年でありますように。

今年は大変お世話になりました。いつも飛行機に乗り込む時が気持ちが上がります。


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