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【開発・業務改善の取り組み】エフェの開発のようす|2024年2月

エフェクチュアルのプロダクト開発部は「顧客に対して価値があるアップデートを高頻度で届けることができる開発組織」を目指しており、顧客要望をプロダクトに出来るだけ早く還元する取り組みや、不確実性に迅速に応えられる開発体制の構築に向けた継続的なチャレンジを強みとしています。

これを読むことで当社のプロダクトやエンジニアチームの働き方、文化などを感じていただけます。

2月の動きまとめ

開発について、2月は内部アップデートや軽微な修正を含め33回のリリースを実施しました。

機能面では大きなアップデートもあり、「Location Connect」でYahoo!プレイスと連携できるようになりました。

組織としては新たに勉強会や対応可能なOpsを増やすための取り組みなど、開発組織のスキルアップに取り組みました。

機能追加

Location ConnectがYahoo!プレイスと連携できるようになりました

Location ConnectではこれまでGoogleビジネスプロフィール、X(旧Twitter)、 Instagramとの連携が可能でした。
今回のアップデートではこれに加え、新たに「Yahoo!プレイス」と連携できるようになりました。

現在はINTGでの下記項目の情報更新に対応しています。

  • ビジネス名

  • 住所

  • 電話番号

  • WEBサイト

  • 詳細

現在、対応可能な項目や機能を増やすため鋭意開発に取り組んでいます!

こちらの新機能のプレスリリースも是非ご覧ください。

その他のリリース(一部)

  • 改ざん防止機能の実行履歴を見られるようになりました

  • ユーザー管理機能で各アカウントへ担当店舗を割り当てられるようになりました

  • Local Analyticsの店舗分析で閲覧できるデータの項目が増えました

業務改善

Ops対応可能表の導入

エフェクチュアルのエンジニアは、開発業務以外にも、サービスを提供するためのオペレーションや情シスの業務も担っています。これをOpsと呼びます。
それらのOpsについては、現在自動化を進めています。

自動化に関するプロジェクトの計画・設計・実装にあたっては、実際の業務知識が必要になります。
実際にプロジェクトを推進するにあたり寄与率の偏りを防ぐため、また新しいメンバーのプロダクト理解を進めるために
開発部内のメンバーがある程度全てのOpsに対応可能な状態を目指し、シートでの管理を始めました。

該当するタスクについてまだ対応できないメンバーがいる場合には、そのメンバーもアサインして作業を実施するようにします。
作業の流れを確認後は、関連するタスクに積極的に取り組んでもらいます。

このように着実にそれぞれのメンバーが対応可能なOpsを増やすことで、今後業務改善に取り組んでいくための体制作りに取り組んでいます。

勉強会の実施

新たな試みとして勉強会を実施しました。テーマは「SPA」です。

きっかけは業務の中でフロントエンドをDevOpsで開発できるようにするための技術調査です。
元々はメンバーの調査結果を上長に報告するのがゴールでしたが、
その中で触れたSPAについて、社内の知見が浅かったことから調査したことをシェアし、当社での活用について検討する場として勉強会の場を設けました。

今回はSPAの中でもReactやNext.js、Atomic Design、コンテナプレゼンテーションパターンなどを学び、その上で技術採用が「誰」にとって「どんな具合」に「どれくらい」嬉しいのかをディスカッションしました。

ディスカッションでの結論は下記のようになりました。

  • プロダクトやチームの規模、お客様に提供できる価値と技術導入にかかるコストを鑑みると費用対効果が見込みにくい

  • SPAのようなモダンな技術の導入は強力なソリューションになりうるが、別の領域で新たな課題や複雑性を生むことがある

  • 事業へのコミットを担保するために、実践で取り入れるのであれば新規サービスでのチャレンジから検証する

最終的に今のフェーズでSPAの導入は必要ないのではないか、という判断になりましたが、今後もこうして得た知見を共有し、全員でスキルアップに取り組んでいく所存です!


最後までご覧いただきありがとうございました。

今後もエフェクチュアルでは「再現性のある開発ができる不確実性に強い組織」の構築に向け、取り組んでいきます。
この記事では概要をお伝えしましたが、より詳しい話を聞いてみたい方はぜひお気軽にご連絡ください。

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