見出し画像

「うまくできるかできないか」ではなく、息子が抱く「自分でやりたい」気持ちを大切にしたい

6月3日に一歳を迎えた息子。

「子どもの成長は早い」と聞いていたけど、昨日までうまくできなかっとことを今日上手にやれている姿を目の当たりにして、「その言葉は本当だな」と感じる日々です。

たとえば、ずりばい。息子はうまく床をはえなかったのに、最近になって急にスピードアップしていました。試しに僕も息子の隣で横になってずりばい競争をしたのですが、息子は想像以上に速くて驚きました。というよりも、ずりばいって難しい(汗)

息子の成長を特に感じるのは、離乳食を自分で食べようとすることです。以前は僕が差し出すスプーンを大きな口でペロリとしているだけでしたが、1週間くらい前から食事中にぐずるようになったんです。

「お水が欲しいのかな?」と思って差し出しても泣き止まない。試しにスプーンを渡すと自分で握って、口に運ぼうとしたんですね。なんでも自分でやりたがる息子です。かわいいです。

でもどんなに自分で食べたくても、まだ一歳になりたてです。上手にスプーンを口に運べません。スプーンの握りが甘くて床に落としてしまったり、腕を伸ばしたまま口に運ぼうとするからグルンと大回りさせてしまい、遠心力で離乳食が飛んでしまったりします。それでも息子は一生懸命に食べようとしていて、その姿を見て僕は心を打たれました。それで、応援しようと思ったんです。

スプーンを口に運ぶには、肘を顔の方に向かって曲げればいいわけですが、息子はまだそのことが理解できず、腕を伸ばして回してしまう。そこで僕は息子の前で、スプーンを口に運ぶやり方を何度も見せます。そうすると、だんだんと息子の「スプーン口にゴールさせ率」が上がってくるんです。彼は彼なりに学習しているんですね。その動画はこちら。

でもね、これって親にとって手間でもあります。以前よりも離乳食に費やす時間が増えましたし、息子の食べ損ねた離乳食が彼の体や床につくので拭き取らないといけません。「なんで上手に食べられないのか?」「面倒だからだた口を開けて食べるだけにして」といいたくなることもあります。

しかし、子どもを育てることは、「子どもが学習して成長するのを待つこと」ではないかと思うんです。うまくやれるようになるまでには、たくさん失敗します。それは当たり前のことだと思います。僕は彼のやらかす多くの失敗を受け止めて(致命的なものじゃなければ)、上手にできたところを褒めたいと思っています。

息子が器から自分で離乳食をスプーンですくい、口に運べるようになる日は近いかな。息子を応援しよう。

ご支援をありがとうございます!いただいたサポートは、子育てをテーマにした企画や取材費に充てさせていただきます。