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梅蕙草


梅蕙草 (バイケイソウ)

ユリ目、シュロソウ科、の多年生植物。

草丈1mの直立した茎に多くの花が付く。
花が梅(ウメ)に、葉が蕙蘭(ケイラン)に
似るという事で、梅蕙草(バイケイソウ)の
名が付いている。

日本国内の全域に分布、山地の湿ったエリア
に群生する。

花は良い香りがするが、この植物は全草が毒
であり、特にその根にはアルカロイド系の毒
を含んでおり、服用すると激しい嘔吐と下痢
と同時に呼吸困難の末に死に至る。この植物
の根はかつて、東雲草 (シメノソウ)という
名称で殺虫剤にも使われていたとされる。

山菜採で行者大蒜(ギョウジャニンニク)、
大葉擬宝珠(オオバギボウシ)などの山菜と
間違える誤食での事故が毎年起きている。







和名 梅蕙草 (バイケイソウ)
   梅形草 (バイケイソウ)
   東雲草 (シメノソウ)
洋名 ホワイト ファルス
   (WHITE FALESE)
学名 ベラトラム オキセパラム
   (VERATRUM OXYSEPALUM)
分類 ユリ目、シュロソウ科、シュロソウ属
種類 多年生植物
草丈 100〜150cm
開花 6〜8月
花色 白
花径 15〜20cm
原産 日本、朝鮮、中国、ロシア、アラスカ
言葉 寄り添う心
撮影 六甲高山植物園

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