見出し画像

麋角羊歯


麋角羊歯 (ビカクシダ)


この和名は、鹿の角にも似た葉の姿からの名称。
洋名も同様にエルクホーンと、エルクという鹿類
の角を指した名称である。


別名を、蝙蝠蘭(コウモリラン)と呼ばれており
羊歯(シダ)類より、花は咲かない種類であるが
その植物全体のカタチを花に見立て蘭の名がつく。
ウラボシ科、ビカクシダ属にあたる着生植物。


ジャングルの中の大樹や、岩場などに胞子がつき
そこから自生する植物であり大型のものになると
成人男性の上半身位の大きさにもなる。


観葉植物としても葉姿の良さにコレクターもいて
壁掛け式の生きたインテリアとしても人気が高い。



この植物は実家の居間にあるのを撮影した。
これは貰い物だったらしいが、枯れかけていた為
廃棄処分されそうになっているのを、可哀想だと
対処方法をネットで調べ置く環境 を改善した事
により復活をさせて、ここまで持ち堪え立派な姿
に成長した。



これはジャングルに生息するために、寒さに弱く
当時は屋外に置かれていたので、危うかったのを
室内に場所を変えて、水やり、栄養剤の選定など
ネットで調べたのをエクセルにまとめたのを残し
今では立派な姿にまで育った。



植物もまたひとつの命だから、簡単に捨てる選択
をしてはならない。立派に育ち誇らしい姿である。



和名 麋角羊歯 (ビカクシダ)
   蝙蝠蘭 (コウモリラン)
洋名 エルクホーン フェルン
   (ELKHORN FERN)
学名 プラティケリウム スペルバム
   (PLATYCERIUM SUPERBUM)
分類 ウラボシ目、ウラボシ科、ビカクシダ属
種類 着生植物
草丈 75〜150cm
開花 なし (胞子植物)
原産 インドネシア、オーストラリア
言葉 信頼
   助け合う
   魔法
撮影 実家、兵庫県川西市

この記事が参加している募集

このデザインが好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?