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EUPHORBIA PULCHEMIMA


ユーフォルビア プルチェミマ
(EUPHORBIA PULCHEMIMA)


トウダイグサ科、ユーフォルビア属の多年生


ポインセチア(POINSETTIA)が一般名称。


ハロウィーンが終わり、クリスマスムード
が高まる。そして、この時期になると定番
となるのがポインセチア(POINSETTIA)


クリスマスカラーの代表の色の赤と緑も
鮮やかに、一般家庭や店先にポインセチア
が並び始める。


そもそもであるが、クリスマスを代表する
カラーとは何色なのかとその理由について
を考えてみる。


クリスマスを代表するカラーとは簡単に
言うと4色。赤、緑、白、金。この4色が
クリスマスカラーと言われる。



これは『イエスキリストの血』を表した色
とされる。サンタクロースの衣装の赤とは
この血の色なのである。イエス キリストは
ゴルゴダの丘の上で十字架に磔にされて
人々の罪の総てを背負わされ血を流した。
『尊き自己犠牲、神の愛と寛大さ』をこの
赤は表している。



こちらはモミやヒイラギなどの樹木の葉の
緑から来ているもの。これらの葉の特徴は
常緑樹であるという事。これがゆえこれら
樹木にはずっと若々しい緑色を保ったまま
だとの事から『永遠の命』の意味を持って
いるのである。



クリスマスシーズンは冬。その季節を表す
のが雪の色、スノウホワイト。
ウエディングドレスなど無垢なる者や汚れ
なき者を象徴するのが、セイントカラー。
世界で共通の女性が嫁いで行く時には白い
衣装。貴方色に染めての『純粋無垢な心』
を意味するのが白である。



ここでの金とは、金銀財宝や富を表す色に
なく、光を表した色となる。闇を照らして
邪悪なものや、混沌とした世界をあるべき
方向、正しい道へ示す『光』を表すもの。


ポインセチアには、これら重要な色、緑と
赤と金をもつ植物。ポインセチアの緑は葉
ポインセチアの赤は花をとり囲む苞(ホウ)
そして赤い苞に取り囲まれた中心部の金は
ポインセチアの実際の花となる。この金は
開花時のキラキラがあって金色に見えると
云うものであり、半ばこじつけ感はある。
白は白い苞を持つポインセチアを用意さえ
すれば、クリスマスカラーの4色は綺麗に
揃うのである。


これも有毒植物、これは植物全体の全てに
ジテルペノイドユーフォルボスエステルと
云う毒性物質をその白い樹液の中に含んで
おり、これを摂取すると嘔吐や下痢などを
引き起こすものである。もちろん口にする
事がなければ問題はなく、属した場合でも
致死までには至らない程度の毒となる。



和名 猩々木 (ショウジョウボク)
洋名 ポインセチア (POINSETTIA)
   クリスマス フラワー
   (XMAS FLOWER)
学名 ユーフォルビア プルチェミマ
   (EUPHORBIA PULCHEMIMA)
分類 キントラノオ目、トウダイグサ科、
   ユーフォルビア属
種類 多年生草本
   毒性植物
毒物 ジテルペノイドユーフォルボスエステル
症状 嘔吐、下痢
草丈 60〜400cm
開花 冬〜春
花径 6〜8mm
原産 中南米
言葉 私の心は燃えている
   祝福する
   幸運を祈る
   聖夜
撮影 服部緑地都市緑化植物園

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