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カヌー カヌーポロ宝塚 初体験



先週、行われた『カヌーマラソン枚方市長杯』。


木津川に私もカヌーに乗って、沈没者がでたなら
そのサポートをとの事で、そのフォロー役として
川に出るも、水上のスピードアタッカーの猛者達
のそれは凄まじい程の勢い。もうあっという間に
私の視界から消えてしまい私はエッチラオッチラ
とゆっくりと川面を進みながら、プカプカ浮かぶ
布袋葵(ホテイアオイ)をピコピコと拾いながら
背中の見えぬ皆んなを追いかけ進んだのである。
ショートノーズのリバーカヤックではあんなにも
スピードを出す韋駄天勢には太刀打ち出来ないと
改めて実感をさせて頂いたのである。私の艇の中
は、ホテイアオイでいっぱいになった。


そんな枚方市長杯に参加したありとあらゆる艇の
解説はこのブログにて紹介したのだが、その時に
回覧板が回ってきた。カヌーポロ宝塚の体験案内
であった。細く薄い艇が、そのカヌーポロの艇と
知ったばかりであったし、シンプルで美しい艇に
乗りたいと思い、そのカヌーポロ体験に申し込み
をしたのである。


宝塚は阪急の逆瀬川駅からバスで3本目の停留所
スポーツセンター前に降り立ち、朝8時半集合。
先日のカヌーマラソンで女子の部の優勝など含め
良い成績を収めた方々が出迎えて下さって何とも
雰囲気が良い。アットホームな感じの会話になり
私も楽しく会話をしたのである。


天気は悪い、午後には雨が降る予想。気温も先週
までの暑さが嘘の様に風が吹くと寒い。家を出る
時にショートウェットスーツを持参したのは正解
だったと思う。普段乗る艇よりは安定は悪い上に
そこにボール競技が加わる。案の定、私は練習中
と競技中に延べで9回も沈没したのである。普段
から水に入る事には慣れているが、意外と寒さが
身に堪えたのである。


カヌーポロはドイツ発祥のマリンアクティビティ
であり、一人乗カヌーに搭乗、ボールを奪い合い
敵のゴールに向けシュートを決めれば得点が入る
というシンプルルールであり、バスケットボール
やハンドボールなどにも似ている競技となる。


初体験で午前中はこのカヌーに慣れる為の練習と
ボールをドリブルする練習と、ゴールへと投げる
練習を行う。艇と一体化しない事にはスピードが
出ない。大事なのは足元にあるペダルにガッチリ
と足が踏み込めている事と、膝が艇に当たってる
事が大事で、これが為されないとスピードもだが
旋回などのパワーが発揮できない。この点はすぐ
掴めたが、ボール投げの動作後のバランスが崩れ
ドボンをしてしまう。これには何かしらのコツが
あるのだろうが、今回のファーストトライアルで
克服はできず、今後の課題となる。


では、ここからはその初カヌーポロの情景を紹介
していく。撮影許可と掲載許可は頂いている。


艇はエスキモー社製のものでシャープなフォルム
であり、艇の前後にはクッション材がついていて
ショックアブソーバーの役割をしているのがこの
艇の特徴である。このカヌーポロ競技には別名で
『水上の格闘技』と呼ばれるものである。水面に
浮かんだボールを巡り、それを奪い合うことから
衝突もある。船首は相手の艇にも身体にも当たる
事から安全の為に柔らかいクッションがつく。



ボールは水球のものとほぼ同じらしい。カヌーに
乗りながらこれをパドルでドリブルする。手持ち
もOKだが、5秒ルール。手で掴み善方に投げて
パドルで小突き、また手で掴んで前方に投げてを
繰り返す。ゴールの時も手で投げるか、もしくは
パドルでゴールポストを狙う。成功確率からは手
で投げ込むのが理想であるが、普段投げ慣れぬ為
私が投げるのはヘロヘロのヘナチョコで、これは
別途訓練が必要だと感じた。


装備は、ライフジャケット、スカート、パドルと
フェイスガード付のヘルメット。
ライフジャケットは一般のものと大きく違うのは
脇の部分にガードがある事。競技中にはパドルが
入り込んで怪我をしない為のものとなる。メット
には金属フレームのフェイスガードがありボール
争奪戦の際のパドルの顔面直撃を回避する大切な
ものである。スカートは激しい小競り合いの際に
艇の中に水が侵入しない様にするものである。
パドルは5mm厚のもの。高級品ほど軽く、頑丈
で、扱いやすい。


女性からは可愛く撮ってね、イラストレーター等
画像修正を宜しくお願いしますと言われたけれど
全く修正不要と判断、前回の枚方市長杯女子の部
での優勝者である。夫婦で同じスポーツをやるの
は素敵な事だなと思う。



さてここからは、練習と試合風景をランダム掲載



試合は私のヘナチョコゴールがほぼほぼ決まらず
3チームでの試合だったがドンべの結果となった。
私が決められたゴールはたった2得点だけだった。
もちろん、体験者優先のゴールルールの上のこと。
また、新たな楽しみが増えたもので、違う特訓が
私には必要となる。


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