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御帝吉野


御帝吉野 (ミカドヨシノ)


バラ目、バラ科、サクラ属 


国立遺伝学研究所での交配品種。


染井吉野(ソメイヨシノ)の交配の起源を
研究する同施設の竹中要氏により、大島桜
(オオシマザクラ)と江戸彼岸(エドヒガン)
とを交配させた事で作出された桜となる。


ソメイヨシノよりも、大輪の花が咲く事と
その芳香が強い事から、品種を区別する為
御帝吉野(ミカドヨシノ)の名が1957年
に付けられている。


この花を撮影している時、横にいた女の子
が花を見比べながら『なんであっちの花は
真ん中が赤いのに、こっちの花は白いの?』
と母親を見上げ、頭を傾げながら質問する。
こういう観察眼を持つ目、それをちゃんと
質問として訊く探究心の耳が素晴らしい。


私も撮影の手を止めて、母親がどんな風に
娘の純粋な質問に答えるのかに耳を傾ける。


『それはね、真ん中が赤いのが出てくるのは
もう、その桜の季節が終わりが近い事の証
なんだよ、もう直ぐこの花は散って終わり
を迎えるの。だから、また来年も見に来て
って、桜からのサインなんだよ』


うるっと来た。娘さんの質問に対して完璧な
解説であり、また来年も桜の花を観に来よう
ねと解説する優しい言葉、これが母親から娘
への良き教え方なのだなと、しみじみと思い
暫し私はその場を動けずにいた。


私なら単に事象だけを解説していただろう。
母親に会うため、また実家に顔を出そうと
思ったのである。






和名 桜 (サクラ)
洋名 チェリーブロッサム
   (CHERRY BLOSSOM)
学名 セラサス セルラータ
   (CERASUS SERRULATA)
品種 御帝吉野 (ミカドヨシノ)
分類 バラ目、バラ科、サクラ属
種類 落葉樹
   交配品種
草丈 5〜10m 
開花 3〜4月 
花色 白
花径 4〜5cm
花弁 5枚
咲型 一重咲
原産 日本
交配 大島桜 (オオシマザクラ)
   江戸彼岸 (エドヒガン)
作出 竹中要(国立遺伝学研究所)
作年 1957年(命名)
言葉 永遠の愛
   精神の美しさ
   優雅
撮影 京都府立植物園

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