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黄色天道虫


黄色天道虫 (キイロテントウ)


テントウムシ科の昆虫となる。


天道虫といえば、アブラムシを食べるものが
一般に知られていて、益虫のイメージが凄く
強い。ナナホシテントウはその代表格。


片や星を7個に、21個増やした天道虫は
悪いテントウムシになる。



ナス科の植物は、ナス、トマトは美味でが
でも、ワルナスビの様に食べたら死ぬ程の
毒のものもあったりする。



この黄色天道虫は、良いもの?悪いもの?
それも人間基準の物差しだけど。




これは小型のテントウムシ。
アブラムシを食べるほどには大きくない。
植物につくうどんこ病の菌糸を食べる。
なので、人間から見たら良いものになる。



メスは動き回る。とにかくひたすらに
ちょこまかと忙しなくとことん動き回る。
菌糸を探し回っているのだろう。




オスはメスにくっついてるだけ。だから
メスがせっせこと食べ物を求め回る中で
違う事に夢中らしい。仲良しペアは
ひたすら動き続ける。見ていて面白い。
オモロイ夫婦の姿である。





和名 黄色天道虫 (キイロテントウ)
学名 キイロ コエベレイ
   (KIIRO KOEBELEI)
分類 テントウムシ科
全長 3.5~5.0mm
出現 4~10月
原産 日本
生息 本州、四国、九州、南西諸島
食性 うどんこ病菌(成虫/幼虫とも)
撮影 宇治市広野町 バスロータリー前

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