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PINK BABY-BREATH


ピンク ベイビー ブリース 
(PINK BABY-BREATH)


ナデシコ科、ハゼラン属の多年生草本となり
草丈は30〜100cmのもの。淀川河川敷
の一部のエリアに群生している。


桃色の小さな花々があちこちにて咲くこの花
洋名には「赤ん坊の桃色吐息」なんて可愛い
名がつく。ベイビーブリースとは元々は霞草
(カスミソウ)の洋名であるが、こちらのは
更にピンクが名称に加わって最高キュートな
ネーミングかも知れない。


日本国内では、花火が爆ぜる様子に見立てて
爆蘭(ハゼラン)なんて、こちらは180度
変わって、鯔背(イナセ)で粋なネーミング
だと思う。『いなせ』の言葉はサザンオール
スターズの歌詞の中に何度も出てくるけれど
日本橋魚河岸で働いてたむかしの若い兄さん
達の髷(マゲ)が、鯔(ボラ)の背に見える
様がカッコよくて、それが今も残った言葉に
なっている。


花火の爆ぜる小気味良さからついた名前も、
赤子の可愛い吐息からついた名前もどっちも
素敵である。


3時過ぎに咲くからと付いた三時花、三時草
の名前もある。


どれにせよ、この花の元気に咲く姿には元気
を分けてもらっている感じがして良い。



和名 爆蘭 (ハゼラン)
   三時花 (サンジカ)
   三時草 (サンジソウ)
洋名 ピンク ベイビー ブリース 
   (PINK BABY-BREATH)
学名 タリナム パニキュレイタム)
   (TALINUM PANICULATUM)
分類 ナデシコ目、ナデシコ科、ハゼラン属
種類 多年生草本
草丈 30〜100cm
開花 春〜秋
原産 メキシコ、カリブ
渡来 明治時代
言葉 永遠にあなたのもの
   真心
撮影 淀川河川敷

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