ニゲラ （NIGELLA）




花の色と対比して種は真っ黒なものが結実
ニゲラの名前も種の黒さからついた名称。




花の周りを立体的なイバラの様なベールが
取り囲む造形美が見事な植物で人気がある。
花の後の風船状の姿も見ものである。



洋名も、このベールを遊び道具にして二つの
相反する名称を持つ。



LOVE IN A MIST    霧の中の愛
DEVIL IN A BUSH   茂みの中に潜む悪魔



どちらも小説のサブタイトルに使えそうだ



兎にも角にも、このディテールの面白さが
この植物の価値をあげているのは確かであり
鑑賞価値の高い植物のひとつである。

武田薬品工業　京都薬用植物園

布引ハーブ園

豊中市銭湯前

宝塚駅前公園

和名　黒種草 （クロタネソウ）
洋名　ラブ イン ア ミスト
　　　（LOVE IN A MIST）
　　　デビル イン ア ブッシュ
　　　（DEVIL IN A BUSH）
　　　ニゲラ （NIGELLA）
学名　ニゲラ ダマスケナ
　　　（NIGELLA DAMASCENA）
分類　キンポウゲ目、キンポウゲ科、
　　　クロタネソウ属
種類　一年生、二年生、多年生植物
草丈　２０〜６０ｃｍ
開花　夏〜秋
花色　桃、紫、藤、白、青
原産　南ヨーロッパ
言葉　戸惑い
　　　夢で逢えたら
　　　未来
　　　深い愛
撮影　武田薬品　京都薬用植物園
　　　宝塚駅前
　　　豊中市銭湯前
　　　布引ハーブ園