剃刀ノ木（カミソリノキ）

一般には錦木 （ニシキギ） の名称であるが
樹木が茨城県や栃木県の方言名で呼ばれる
その名称をタイトルとした。

剃刀ノ木 （カミソリノキ） と呼ばれている
その理由とはもう一目瞭然。


その枝にはまるで剃刀が入っている様な奇妙
なカタチをしているからである。


枝にコルク質の板が突き出る特殊なる性質を
持つ樹木でそれを剃刀に見立てての命名され
花言葉の 『危険な遊び』もこの名前からきて
いるものである。


洋名ウイングド スピンドル ツリーも、主軸
（スピンドル）となる枝より翼 （ウイング）
が飛び出ている樹木との名がついている。

和名　錦木 （ニシキギ）
　　　剃刀ノ木　（カミソリノキ）
洋名　ウイングド スピンドル ツリー
　　　（WINGED SPINDLE TREE）
学名　ユーオニムス アラタス）
　　　（EUONYMUS ALATUS）
分類　ニシキギ目、ニシキギ科、ニシキギ属
草丈　１〜７ｍ
開花　春〜初夏
花色　緑
花径　１〜２ｍｍ
原産　日本、中国
言葉　危険な遊び
撮影　兵庫県川西市
解説　生垣、庭木、盆栽としても人気が高い