見出し画像

8/14 本書をお読みいただき、ありがとうございました。

・本が読めた!すごい!すごいすごい!一冊丸々読み切りました!とてもすごいこと!

・本をたくさん読む人にとっては何もすごいことじゃないかもしれないけど、私は本をあんまり読む人じゃないからとてもすごいこと。本をあんまり読まない人生の話。あんまりね。


・hontoという電子書籍リーダーのおかげで、何の苦しみも無く、楽しく本を読めました。

・hontoのすごいところは「横書き表示」にできる「電子書籍リーダー」というところ。ワンパンで私が本を読めない問題を解決してくれた。かっけー!


・前々から気付いてはいたんだけど、私は本が嫌いとか、文を読みたくないとかではなく、「縦書きの文章」と「紙の本」がとても苦手だった。


・特に「縦書き」は本当に苦手だった。目の運動量が多すぎる。ただ文を追うだけでどうしてここまで眼球をスクワットさせないといけないんだ。やっと文末に辿り着いたと思ったら、また同じ文頭からやり直していたことが今まで数えきれないほどあった。

・それに、眼球とページの移動によってゴリゴリに雰囲気が壊されていく。集中して読み始めて、ここが掴みだ!おもろ!と思ったところで、目の運動の激しさとページを捲るというセーブみたいな行為のおかげで、めちゃくちゃ気が散る。神経質すぎかな。私しか思ってないのかも。ごめん。


・読書とかいう受動の中に、眼球の運動とページを捲るという能動がちょっとだけ入ってくるのがマジノイズ。受け身でなーんにもするつもりないのに、ちょっと自分で受け身取りに行かないといけないのが体に合わない。

・横書き縦スクロールは、そのストレスを極限まで減らしてくれる。インターネットネイティブなので、なんぼ恋空がバカにされようと、ブルーライト越しの横書き文章の方が紙に刷られた縦書きよりずっとずっと馴染みがある。横書きは、眼球の運動量が少ないし、それによって同じ文頭をお繰り返すこともない。縦スクロールもページを捲りほどセーブ感がない。ゲームキューブの頃のどうぶつの森で番地が変わる時くらいの感覚。誰にもわからん例えしてもいいのがインターネットってワケ。


・ほんで、紙の本。これはもうとにかく嵩張る。ちっせ〜バッグでしか出かけないし、鞄を軽くしたくてたまらない私とはちゃめちゃに相性悪い。あと、アナログの文章を一定量眺めると「なにこれ電子化できない?」と思っちゃうことがやめらんないアレルギーがあるみたい。ごめんね。

・それと、残りのページ数を見て「え〜これしか読んでないじゃん!まだこんなにある!」が可視化されちゃってんのもストレス。縦書きに息切らしながら読んだのに。がっかりするから進捗とか知りたくないよ!


・電子書籍にすると必要に応じて進捗を確認できるようになる。基本は%表示をオフにしてるけど、たま〜にオンにして確認。それくらいが丁度いいや。表示したとしても横書き縦スクロールでめちゃくちゃ読みやすくなってるから、スピードバフがすごいみたいで、気付いたら半分とか普通にある。紙の本だったらその前にリタイアしてた。


・就活生の頃 、「趣味:読書」が桁違いに本読んでたらおもろいかなと思って週5冊くらい読んでいた時期があったんですけど、それも長いと進捗気になってイライラするのでとにかく薄くて安い本を何冊も読んでいました。結局それも縦書きと紙が体に合わなくて3ヶ月くらいで飽きてしまったけど。まぁ、読んだ方か。

ヘッダーの画像。やたら薄い本が当時読んでたもの。


・電子書籍といえばKindle一強だと思い込んでいた。Kindleでも何冊も本を買ってたんだけど、マジで漫画以外読み終えない。途中で飽きちゃう。良くて1/3くらい。一章も終わらずに飽きちゃう本ばっかりだった。でも読みたいという気持ち自体はあるのよね。あるから買ってたのよね。

・読みたいと思って買って、縦書きのストレスに耐えられなくて脱落する、の繰り返し。ただ、Kindleだって悪いわけじゃなくて、縦書きを横書きにはできないけど、余白や背景の色、フォントやフォントサイズなんかは結構いじれた。


・でもhontoはそれもぜーーんぶできて、尚且つ横書きにできるの。むしろ横書きにできれば他全部できなくてもいいよって感じさえあるのに。できるからより助かるんだけどさ。

読んでた本の画面。さすがにモザイクを入れました。

・そんなもんだからこんな画面にして読書をした。ひっっっさしぶりに丸々一冊読み終えた!多分5年ぶりくらい?もちろん内容が面白かったのもありますよ。

・あんなに苦手だと思い込んでいた行為が、苦手な理由を細かく分析して、その部分を綺麗に摘み取ったらこんなに楽しくスムーズに達成できるなんて!電車とかドライヤー中とか!すごく楽しみな時間になった!


・読書ってとにかくストレスが大きいし、縦書きを信仰して横書きが目の敵にされてるケータイ小説の時代を見てたし、読書感想文が嫌いだったこともあってとにかく嫌なイメージがあったんだけど、自分に合わせたらちゃんと楽しく読めました。

・hontoは読みやすく改造できるだけでなく、常にあらゆるクーポンが配布されていて、25%オフとか半額とかで本を買えてしまうのでかなり危険です。みなさんは手を出さないでくださいね。


・最後に、以前「読書」という行為をとにかく正解にする文化について、めちゃくちゃ文句を言ったことがあるので、それをそのまま貼りますね。

・めっちゃ失礼なこと言うけど、本読む人たちってちょっとだけ偉そうだからやだな。偉そうだから読書離れが一生続くんじゃないの。縦書きで正しい文法の本を読むのが正解!って概念がずっと覆られないからどんどん市場縮小していくんじゃないの。横書きでも、文字大きくても、短くても、日本語変でも読んでいいんだよって風潮にできてたら本もっと売れたかもね。私も本が好きだったかも。正しくないとダサいよみたいな、そういうのが本屋さんを殺してる気がする。読まないから知らんけど!恋空とかなんかめっちゃ馬鹿にされてたじゃん。そういうとこだぞ。

https://note.com/egomaniac_9/n/nc6db4a6c4a5e

・恋空叩かれたことに対する恨みでっか。いつから言ってんねん。恋空は読んだことないし、映画も見てません。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?