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ワーケーションソリューションのEGUYANです。

5月2日の朝日新聞の「天声人語」の中で、ネクタイの売り上げが苦境であることについて書かれていました。

2005年に始まったクールビズがきっかけで、近年の売れ行きは下降気味だった。下げ止まりの兆しが見えた矢先、コロナ禍に見舞われる。「人と人が会わない時代。ネクタイを締める機会が減るのは避けられません」

2022年5月2日 朝日新聞「天声人語」より

これを読んで思いだした。
私は以前、このnoteで「猛暑でのスーツ着用に意味があるのか?」という意見を書きました。

今でもその考えには変わらないです。
日本の夏は、むしろ年々暑くなっていますから。
世間的にも、この2年でスーツやネクタイを着用する機会は減りました。
私もほとんど着用していません。
やむを得ずスーツは着用しても、ネクタイはしてないです。
ネクタイというもの自体を否定するわけではないですが、ただ、スーツも含め、我が国の気候には合ってないのです。

先ほどの天声人語について、朝日新聞デジタル「コメントプラス」で、大学准教授で働き方評論家の常見洋平氏が

いかにネクタイをしないか、そんなことにこだわって生きてきた。今も、ネクタイは年に3回しかしないことにしている。入学式、卒業式、試験監督の日だけだ。官庁・自治体やかためのメディア露出の日も、ジャケットは羽織るがノーネクタイで、Tシャツを着ることも多い。ネクタイというのは、男社会の象徴であり、堅苦しいものであり、いかにそこから逃げるかを模索し続けてきた。

2022年5月2日 朝日新聞デジタル「天声人語」コメントプラスより

と述べているのですが、まさにすべてにおいて同感です。
私の場合、前職はクールビズがあったのですが、スーツは強制でした。
でも、クールビズを導入していない時期も、職場以外ではネクタイはしない(出社時にネクタイをし、定時後には残業であっても外す)。さらに暑ければ職場に上着を置きっぱなしにしていました。

ちなみに、常見氏はこのコメントの中で

恩師や家族など人からプレゼントしてもらったネクタイは全部、とっている。想いを感じるからだ。

2022年5月2日 朝日新聞デジタル「天声人語」コメントプラスより

とも述べております。
私も、今あるネクタイはすべていただいたものです。
いただいたものですから、(使用頻度はかなり少ないですが)大事に使わせていただいてます。

最近、ジャケットを羽織り、中はノーネクタイのワイシャツやTシャツという人も多く見かけるようになりました。
私もそうしてます。
充分じゃないですか。
気候に合わせた服を着る。
そして着用したい人だけ着用すればいい。
みんな横並びである必要はない。
6月1日に衣替えするという学校や企業、官公庁もまだあると思います。
(衣替えという文化も、暑い時期が長くなっている今の気候には合わないと思いますが)
ノーネクタイ(とノースーツ)は環境にもいい。
政財界の皆さん、世の中SDGsじゃないんですか?

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