育休中にTOEICチャレンジ(1.概要編)
Yukaです☺️
今回は、2回目の育休終了目前に受験したTOEICについて振り返ります💡
この記事は、貴重な育休期間を活用してTOEICにチャレンジしたい方のお力になれればと思って書きました📱
もちろん、毎日一生懸命働きながらTOEICを目指す全ての方にも参考にしていただけるかと思います。
※本記事は、過去にTOEICを受験したことがある方に向けた情報が多いので、その点はご了承ください。
1.はじめに
・TOEICに向けた勉強を始めた理由
まず、今回私がなぜ家事や育児で忙しい時期に
TOEICを受験しようと思ったのかを少し書かせてください。理由は以下の3点です。
①母乳育児→完ミに切り替えるため
1人目の時もでしたが、2人目は何をしても母乳がなかなか出ませんでした。出ない母乳を搾り出しながら、毎日母乳が出る方法を検索したり、母乳外来に通う日々…頭の中は「母乳を出すこと」でいっぱいでした。そのうち気持ちが滅入ってきて鬱々とした気分になり…。
そしてある日、「もう完ミに切り替えて、この悩んでいる時間を勉強に使えば、自分も娘もハッピーになるのでは?」と思うようになりました。これがTOEICスコアUPプロジェクト(?)の最大のきっかけです。
②復職の準備
英語を教える立場として、英語にはずっと触れていたいという気持ちがありました。また、育休中の「成果」を目に見える形で残したかったというのもあります。
③転職の強みになるかもしれない
実は、復職後の転職も視野に入れています。転職の際、英語力の証明としてはもちろん、「育児をしながら短期間で成果を出せる人間」として見てもらえるかもしれないと期待しています。
・今回の目標と結果
10年前の学生時代に800点を取り、6年ほど前にも受験しましたが、その時の点数はもう少し低かった気がします。とても久しぶりの受験で、受験料の大幅値上げにも驚きました笑。
そこで今回の目標はざっくり「800点を超える」としました。目標は本当にざっくりでいいと思います。もっというと、無くてもいいかもしれません。そもそも育児第一の生活の中で勉強すること自体がハードです。TOEICを受けること、それに向けて準備をしようというその心意気にこそ価値があると思います。
そして、今回私が獲得したスコアは以下の通りです。
ちなみに、勉強を始める前にまず受験月を決めました。これを決めないことには準備期間を逆算できません。
育休最終月は復職&入園準備で忙しいだろうと考え、ひと月前の2月に受けることにしました。
2.時間の使い方🕰️
・産後の勉強にオススメの時期
産前始められれば一番ですが、産後から始めるなら、私個人としては生後2〜8ヶ月ぐらいがベストかなと思います。こちらは母体の回復状況や授乳間隔、赤ちゃんの性格などによってだいぶ変わってくる期間ですので、ご参考までに。
この期間を過ぎると、赤ちゃんが寝ている時間は短くなりますし、離乳食、はいはい、一人歩き…と勉強どころではなくなるからです😅
思い立ったらできるだけ早く準備することをオススメします。
・最大のハードル「勉強時間の確保」(Yukaの場合)
こちらは個人のライフスタイルによって異なるところではありますが、参考までにご紹介します。
私の場合は、
でした。
①10〜15時のどこか
私の場合、ここがメインの勉強時間でした。この時間は、上の子(おてんば娘)が保育園に行っている時間です。家事や買い物なども忙しいので、外出前や後に赤ちゃんが寝ている時や、落ち着いている時に抱っこやおんぶしながら勉強していました。
と、状況によって臨機応変に勉強内容を変えていました。
ちなみに、家事や育児の合間に「ながら学習」をする方法もよく紹介されていますが、私には合いませんでした。子どもたちのお世話や家事をやっている時は、たとえイヤホンをしていても全く集中できないので諦めました😅
②寝かしつけ後の時間
これはっきりいって…ほとんどしていません笑。
元気がある日は枕元でイヤホンしながらシャドーイングしていましたが、ほとんどの時間は睡魔に負けて、子どもと一緒に寝落ちし、朝まで起きられませんでした。更に早起きも苦手なので、早朝学習も私には不向きでした😂
③休日に夫に見てもらっている時
これは直前期のみでした。夫は私の資格勉強などにはとても理解があるので助かりました。それでも休日は家族でお出かけもしたいので、本当に必要な時のみにしました。
具体的には、公式問題集を2時間測って解くため、図書館の学習コーナーを利用しました。ただ、全ての回でそれをやることはできなかったので、お昼寝中にリスニングだけやったり、パートごとに時間を測って細切れに解いたりもしました。
いずれにしても、本業である育児が第一ですので、学生時代や独身時代のように、勉強時間を多く確保するのは難しいです。どうか「今日はほとんどできなかった…」と落ち込まないでくださいね👍
そして、できる限り家族などの理解を得てサポートしてもらってください🙏
どのみち当日は誰かに預けるわけです。あなたの頑張りたい気持ちを全力で応援してもらいましょう!!
3.勉強の進め方
・今回の勉強スケジュール(Yukaの場合)
受験月が決まり、赤ちゃんと共にある生活の中で勉強するイメージが少しついたところで、全体のスケジュールについて紹介します。
今回私は、9月末〜翌年2月末までの約5ヶ月間の準備期間を経て受験に挑みました。赤ちゃんの月齢は約満3ヶ月〜満7ヶ月でした。
こちらのスケジュールは、「結果的にこうなった」という感じです。事前にある程度計画していたものの、自分の体調、家族のイベント、赤ちゃんの状態などで思うように進まなかったり、途中で良い教材に出会えたりしたので、だいぶ変わりました。
勉強なので計画することは大切ですが、どんなにあなたの意思が固くとも、「その通り」にはいかないことを念頭においてください。実際、子どもたちが風邪をひいたり、大雪で勉強どころではなくなったりしました😇
・各教材での学習方法(概要)
各教材での具体的な学習方法は、育休中にTOEICチャレンジ(2.実践編)で紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
したがいまして、ここではおおまかにお伝えします。
もちろんスコアにもよるのですが、過去に受験したことがある方を想定して書きます。
①公式問題集は後半にとっておく
「え、まず公式問題集で今の実力を測るんじゃないの?」と思うかもしれません。そうご紹介されている記事もたくさんあります。ですが、私はこれはしませんでした。
過去に受験したことのある方は、問題の形式はすでにご存知かと思います。その上で、ご自身にとって一番大切なのは、「今回何点とれるか」ですよね。ダイエットのように、「何キロ痩せた」みたいな過去との比較が大切なのではありません。準備もしていない中で、わざわざ2時間測って解く意味はあるのでしょうか。そもそも赤ちゃんの授乳間隔が短い時期に、2時間を確保するのは不可能に等しいです。頑張って確保して解いても、良いスコアが取れずに落ち込むだけです笑😅
ですから、公式問題集は、ある程度勉強が進み、手応えがありそうな時期まで取っておきましょう。
②アプリ形式のもので少しずつ
私はかの有名な「スタディサプリ」に3ヶ月間ほど課金して、ゲーム感覚で勉強をスタートしました。短時間でどこでもできますし、ウォーミングアップとしても効果的です。スタディサプリは関先生の貴重な講義も視聴できるのでとても勉強になりました。問題数がたくさんありますのでやりきることは難しいですが、演習→講義→復習をスマホ一つで完結できるのでおすすめです。
③単語帳はほどほどに
「単語と言えば単語帳でしょ!」と思いますよね。私もそうでした。実際、通称「金フレ」を序盤で何周かすることで、忘れていた単語を思い出し、TOEICで頻出する単語を知ることができました。隙間時間にもサッと開いて、発音練習することも可能です。
ですが、ここに時間をかけすぎるのは考えものです。学生のように、成績に関わる単語テストがあるわけではありません。何周か眺めたら、あとは問題演習をしながら、わからなかった単語を覚えていきましょう。
④公式問題集で本番のように
①でも書きましたが、後半に差し掛かったころに、公式問題集(なるべく最新に近いもの)を購入して解きましょう。アプリ形式のものは手軽とても良いのですが、やはり本番は紙媒体の問題冊子とマークシートを使いますので、やはり公式問題集は外せません。
私の場合、シャーペンを購入するところからスタートでした笑。普通の社会人にとって、シャーペンや鉛筆を使って文字を書き、消しゴムで消す行為自体が久しぶりではないでしょうか。
・紙のページをめくる
・シャーペンや鉛筆でマークシートを塗る
・間違えたら消しゴムで消す
こういった、問題を解く以外の基本的な行為に慣れておくことは、実はとても大切です。「本番のように」というのは、それも含んでいます。
4.おわりに
育児・家事でお忙しい中、長文をお読みいただきありがとうごさまいした。
繰り返しになりますが、TOEICに限らず育休中の勉強はとても大変です。ですが、赤ちゃん中心の毎日の中、自分のスキルを磨くことは、自分自身を大切にする意味でも価値があると思います。
どうか本記事をお読みになり、「今日からがんばろう!」とお思いになった皆様が、有意義な育休を過ごせることを祈っております☺️
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