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#37 行政書士試験に合格するために(FP編)

2級の合格率は約50%!

2級FP(ファイナンシャルプランナー)
技能検定では、
「相続・事業承継」という項目があります。

現在、5月末のFP2級の試験に向けて
勉強中なのですが、行政書士試験にも
出題されている、民法の親族・相続の
分野からの出題になります。


たった1問のみ…

行政書士試験では、親族・相続からの出題は
例年1問のみですが、ある程度の時間を
かけなければ、正解することはできません。

ただ、それなりの時間をかけるにもかかわらず、
1問しか出題されないのは、やる気が
起きないのは仕方がないと思います。

*記述での出題可能性もいくらかあるので、
暗記の時間もさらに必要となります。

そこで、相続に関する知識をそのまま活かし、
行政書士試験合格後に
FP技能検定を受けるようにすれば、
少しはやる気が上がるのではないでしょうか。


難易度も高くはない…

FP2級試験は四肢択一なので、
行政書士試験の五肢択一よりも
正解しやすいです。

また、細かい所を聞かれることも
あるのですが、難易度としては、
行政書士受験生にしてみると
かなり易しいです。


差別化…

行政書士として独立した後は、
行政書士同士での競争、
他士業の先生方との競争において、
差別化も必要になります。

「他の先生との差別化のために
FP資格が有効になる!」という、
うたい文句を見ることもあり、
資格取得の動機になるかもしれませんが、
FPの資格を取っただけでは、
残念ながら差別化にはなりません。

FPの資格は、差別化できるというより、
「視野が広くなる」という
感じがしています。

資格を取り、それを仕事に活かした分だけ
差別化が出来ていくのだと思います。


「協力」が大切!

そして、元も子もない話なのですが、
どちらかというと、
他士業の先生や、同業者とは、
「競争」よりも「協力」の方が
重要な気がしています。

特に、行政書士の場合、
「許認可に強い先生」
「産廃業に強い先生」
「車に強い先生」
など、取扱業務が広い分、専門性に特化した
先輩方に頼ることも多くなるからです。


まとめ

民法の親族・相続は、たった1問のみですが、
絶対に落とせない問題です。

ある程度の時間をかけるのに
もったいないなと思うようなら、
合格後のFP試験受験にもつながると思って
頑張ってみてください。


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