#63 行政書士試験に合格するために(判例(民法)編)
今回は、「判例(民法)」について書いてみたいと思います。
平成21年の行政書士試験の記述は、
「不動産の物権変動」が出題されました。
民法177条の「第三者」の定義が問われました。
解答例は、
「第三者とは、当事者もしくは包括承継人以外で、
かつ登記の欠缺を主張する正当な利益を有する者」
となっています。
これは、判例(大連判明41.12.15)の
「177条の登記を備えないと物権変動を
対抗しえない第三者とは、当事者もしくは
包括承継人以外の者で、不動産に関する物権