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感謝を言葉にするということ

初めての投稿なので勝手がわからない中ですが、もし一人にでもご覧いただいているとしたら嬉しいです。

金曜日のお昼、用事があって他部署でランチを食べているとお子さんのランドセルをネットで見ているママさんを発見。シングルマザーでお子さんを育て、いよいよ来年小学校になるなかで、ランドセルを探し中だそう。

直接はあったことがないけどインスタで2、3歳の時から見ていたので「もう小学生なんですねー。苦労も多かったと思いますけどそのぶん喜びも大きいですね」なんて声かけをしていました。

私は1歳はんになる子供が一人いるだけ。妻はいまのところ専業。それでもその大変さはわかるので専業だからとすべて任せることはせず、家事も育児もできる限り一緒にできるよにと思って過ごしています。

だからこそ一人で小学生まで子供を育てることがどれだけ大変か、「わかる」なんていうのはおこがましくて言えませんが、想像はできます。だから、ただただ尊敬するし、凄いと思う。その気持ちで「凄いですよね。尊敬します」と素直な気持ちでお伝えしました。

その言葉に喜んでくれて、「そんなこと言ってくれるの〇〇さんだけですよ。誰も褒めてくれないんですから」って言葉が返ってきました。周りには小さなお子さんを育てながら仕事をされるママさんたちがたくさん。みなさん一堂に「そうそう」と。世の中そんなに褒めたり褒められたりしないものかと考えさせられました。

その日の夜、自分の部署のスタッフと軽い飲み会。昼間のこともあって、家庭で褒められたりすることがあるか、そんな話を振ってみました。

私は妻と、素直に感謝していることはその場でお互いに伝えることが習慣になっています。感謝したり褒めたり、そんなことが習慣化してます。それが日常で、そのほうがお互いにプラスと思ってそうしてきました。

そんななか30代の男性スタッフ(2児の父)からは「感謝することは大事だけど言い過ぎたら有難みがないですよね」という話を饒舌に語っていました。普段はあまり自分から喋らないけどお酒を飲むと饒舌になるタイプ。

あまりにありがとうとか言うと、何か裏があるんじゃないかって思うんですよねー。そんなことも言っていました。

この会話はそれ以上あまり盛り上がらなかったのですが、そのときからずっとその感覚に対してモヤモヤした気持ちがありました。果たして感謝は言い過ぎたら有難みがなくなるのでしょうか。

家に帰ってから妻とそのことについて話をしてみました。お互いに出した結論は「そんなことはない」ということ。お世辞でなく本気で感謝していたら、それは思ったときに伝える。その共通認識が妻とあって良かったとあらためて感じました。

家庭や個人の考え方、受け取る側の感じ方にもよると思いますが、本当に感謝は言い過ぎたら価値がなくなるのでしょうか。昼間のママさん方のお話を聞いていると、褒めてほしい、感謝してほしい、そんな気持ちがひしひしと伝わってきました。ツイッターで友達も同じようなことをよく呟きます。

一方で男性陣の会話での中ではあまり簡単に感謝をいうようなもんじゃないといったことをよく聞きます。みんながということではないですが、少なからずあるこの男女間の意識の差が、夫婦間のズレを少しずつ作っているんじゃないか、そう感じました。

いまは子育ても仕事もみんな大変な時代です。だからみんなもっと褒めてほしいし感謝もされたい。「言わなくてもわかってくれる」「背中で語る」みたいなことはもう時代遅れな気がします。そういう考え方って結局一方通行で、じゃあ相手のことはわかろとできてるんだろうか、そんな疑問もあります。

自分たちは褒めて伸びるタイプ。そう夫婦間で認識できれば、もっともっと感謝しあって褒め合っていけばいい、そう思います。そうすればお互いにもっとお互いの大変な部分に気づいて、助け合って、支え合って頑張っていける、そう信じています。

感謝を言葉で伝える。その大切さにあらためて気づかされた週末でした。

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