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大連で見学した企業のレポート

2016年8~9月に行った中華人民共和国の短期留学で見た企業のレポートです。

提出するようなものではなかったのですが、折角見てきたのに何もしないで忘れてしまうのは口惜しいと思って書いたような記憶があります。


本文

 私は大連東南信息学院の2週間における短期留学を通じて、アルパイン、大連ソフトウェアパーク、Neusoftの3社を見学した。その中で見たこと、感じたことを述べる。
 アルパインは車載機器専用メーカーである。「A・V・N・C・D」において強みを持っており、それぞれAudio・Visual・Navigation・Communication・Drive asistである。本拠地は日本の岩手県のあり、14か国35拠点を展開している。行っている業務としては、車載機器の設計・開発・試作・評価・PFモデル開発などであり、中国一のモビル・マルチメディア設計を目指している。大連に建てられたアルパインは地上3階、地下1階の4層構造である。その中は原価企画科・商品企画科・評価科・CAD設計科・製品評価科などの科が存在しているが、業務内容は名前から察することが出来る以上のものは説明してもらえなかった。尚、撮影は許可されなかった。
 大連ソフトウェアパークはインキュベータを主とした企業である。説明のテンポが速すぎて得られる情報はほとんどなかった。起業用のレンタルスペースを月500元で貸し出していることが印象的であった。ここでも撮影は許可されなかった。
 Neusoftはプロダクト・ソリューション、エンジニア・ソリューションをしている会社である。大連のオフィスには2000人程勤めている。全世界では60000人程勤めている。我々が見学できたのはNeusoftが今までに作って来たものの展示ルームであった。ソニー・ヤマハ・パナソニックと協力して商品を作ったことがあると説明を受けた。TOYOTAから車をプレゼントされたようだ。MRIやCTスキャンと言った遠隔医療システムにも携わっている。ハードウェアとソフトウェアの両方を作っている。子会社が中国に8個、海外に8個存在する。中国に3つの大学を設立した。ここでは、撮影が許可された。
 見たこと、聞いたことは以上である。これらの中で私が感じたのは言葉の壁である。今回、各企業についての説明は全て日本語で行ってもらった。だが本来、我々がもっと語学に精通していれば相手に日本語で説明してもらう必要はなかった。我々が中国語を話せないために、相手に日本語で説明してもらうことになった。相手が日本語に精通している訳でもないため、結果として不慣れな日本語で説明してもらうことになり、我々に説明される情報量が減っていく。
 以上のことから、中国語をもっと使いこなせるようにならなければ、有意義な企業見学を行うことはできないと感じた。

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