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アトムの血 / ATOM'S BLOOD(2020年10月10日映画祭配信公開)

黒田征太郎の絵を手塚旬子監督が独特の文脈で再構築したドキュメンタリー映画。

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『18歳のアトム 黒田征太郎』展の会場で上映されていると聞いて観てきました。

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この短編映画は2020年10月10日から10月31日まで札幌国際短編映画祭でオンライン上映された作品。

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黒田征太郎の画集『18歳のアトム』の表紙絵も展示してある展示会場の奥座敷でのプロジェクターによる上映です。アトム=原子から生まれた故の苦悩をアトムに体現させて広島・長崎への原爆投下をそのマイナスの極として人類にとってのアトムとは、アトムにとっての人類とはという問いかけの短編です。「ららら、科学の子」という明るいキャラクターの内面を掘り下げた芸術的アプローチのこの短編および展示作品から、黒田征太郎は彼のミューズの運命に深く心を寄せているのがわかりました。

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