一次感情と自己否定
こんにちは!たいへーです。
暖かい日と、寒い日が交互にやってきますね。
花粉も飛び始めてるみたいですし、皆さん体調管理に注意してくださいね。
さて、本日のテーマはこちら!
一次感情と二次感情
ひょっとしたら、聞き馴染みのない方も多いかもしれませんが、アドラー心理学でも有名な言葉です。
しかしここでは、アドラーさんの言っている、『恐れ』や『不安』は一次感情で、『怒り』は二次感情である様な細かいことは抜きにして、
一次感情=まず浮かんできている感情
二次感情=で、だから、どうしようかという感情の切り替え
だと思ってもらえたらいいと思います。
一般的なアドラー心理学やアンガーマネジメントに関しては、これらの記事をご覧ください。
仕事ができる人の多くは、まず浮かんできた一次感情ではなく、『それでも今どうするべきか』の二次感情を元にして動いているケースが多いと思います。
感情的に動くのではなく、理性的に動くということと、大枠で見たら似ている話です。
一次感情は浮かぶもの
ここで大切なのが、自然と沸いた一次感情をどう処理しているかです。例えば
何かひどいことを言われて傷付いた。
この『傷付いた』、『悲しい』、『嫌だ』という感情は、自然と浮かんでくるものですよね。これらを一次感情として捉えています。
自然と浮かんできちゃう、仕方ないものなんですよ。
二次感情で処理をする
さあ、ここでポイントになるのが、一次感情は一次感情として受け止めること。
主観的な自分と、自分を客観的に見る自分がいるとベストなんです。自分が抱いた感情を認識した上で、次にどう感情のコントロールをするのかを選ぶのです。
例えば、
バカにする言葉を言われて、苛立った。その苛立ちに任せて、上司をボコボコにした。
これはダメ、絶対w
どんなに苛立ってもいいけど、上司をボコボコにしてはいけません。
そして皆さんも、苛立ったままに行動をするのではなく、二次感情で行動を選択しているはずだと思います。
ここまではOKですよね?
一次感情をどう処理しているか
ここからが、メインテーマです。
皆さんは、二次感情で選択をする時に一次感情をどう処理しているでしょうか。
一次感情は、誰でもネガティブな感情も出てきてしまうものです。その感情を、否定してしまっていることはありませんか?
その否定は今すぐやめにしましょう。
自然と浮かんできている自分自身の素直な感情を否定するということは、自己否定をしているのと一緒です。
こんなことを考える自分はダメなんだ
こんな感情を抱くのは人としての価値がない
どんどん自分を苦しくしてしまいますよ。
人には3大欲求があると言われています。食欲、性欲、睡眠欲。このどれも、否定するべきものではなく、うまく付き合っていくべきものです。
どれか一つでも完全に欠如していたら、人類は成り立ちません。
自分が抱く一次感情も、否定するのではなく、うまく付き合っていくべきものです。
どんな感情が出てきたとしても、一度受け止めてあげてください。どんな感情が出てきたとしても、それは素直な感情であって、何も悪いことじゃありません。
一次感情を理解した上で、効果的な選択として、二次感情を選択したらいいのです。
最後に
学生時代もそうかもしれませんが、社会に出ると特に、思い通りにいかないことも増えるかもしれません。
周りと比べて、自分を卑下したくなるタイミングも来るかもしれません。
そんな時こそ、この一次感情と二次感情を使い分ければ、私もOKあなたもOKという状態で、立ち振る舞えるかもしれませんよ。
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