あるべきを疑問に思え

最近聞いた話で、アンパンマンにヒゲを生やすとジャムおじさんになるという話を見た。
アンパンマンはあるときヒゲが生えはじめて二次性徴を超えるとジャムおじさんになると、そしてパンを焼いて新しいアンパンマンを育てるようになる、無性生殖なんですよ。
自覚的じゃないと同じように次の世代へと育っていってしまい、”あるべき”論におそわれて無限にバイ菌をやっつけ続ける発酵生物と化してしまうと。

これを言った方は私が尊敬する天才の方で名前も挙げるのがおこがましいので挙げませんが聞いて深いメッセージだなぁと思いました。

世代論をテーマに話していたと思いますが、
あるべき論におそわれて負の連鎖へ陥ってしまうなんて結構あることだと思います。

常に自覚的に考えていなとイノベーションは起こせず、技術論では”犬の道”なんて言葉もあるくらいですから。
世の中に蔓延しているあるべき論の負の連鎖は、生活、価値観、文化、ファッションあらゆる所で考えられます。
まぁ私の身近な所で言うとアクション動画やヒーロショーとかをやったりしているのですが、例えばヒーローだから
ヒーローらしい立ち回りの殺陣を考えないといけないと、ここでおそわれているのがヒーローはこうあるべきだからこうゆうアクションをしなければいけないというあるべき論。
趣味で言うと私はアイドルが好きですが、アイドルといえば笑顔でみんなを元気にする存在みたいな、これもあるべき論ですよね。
私はヒーローが唐突にカポエラの蹴りしたり、ブラジリアン柔術の技を使っても面白いんじゃねぇのかなぁとか、そもそもヒーローが戦うというあるべき論から考えた方がいいかもしれませんね・・・

アイドルも別に元気で明るい曲を歌ってという固定概念を捨てて切なさだったり、尖ったり暗かったりしてもいいんじゃないかと・・・
話しは少し脱線しますが、アイドルは最近こうゆう固定概念は無くロックなアイドルだったり、ゴシック系なグループだったり、EDMなグループだったりあるべき論は取っ払われているとは思います。
自分はこうゆうあるべき論から外れたグループは注目しまいがちで、個人的に好きだったアイドルグループの欅坂46さんも、これの思想が強くて好きになった要因の一つだと思います。

話しは戻って、このように自覚的に考えていないとあるべき論におそわれて負の連鎖を生み出してしまうというのは自分の周りに必ずあるものなんですよね。
今この記事を見ている貴方の日常や仕事や好きなものでもある筈です。

あるべき論におそわれて負の連鎖になっているようなモノが・・・

とりあえず、分からないことは全部調べてみるとか、アレって実際はどうなんだろうとかを考えると良いと思います。                     自分も気をつけて生きていきたいと思います。

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