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感激!買って良かった。


書き出し


今年買って良かったものは3つである。
1つは長年果たせなかった物として、良い音が出るギター。
2つ目は生活する上で買い替えが必要となったトイレのウォシュレット。
3つ目は健康重視で購入した電解水素水の整水器。

1、アコースティックギター

K.YAIRIギター

 ギターとの出会いは、その昔、高校生になったばかりの頃、家には父親が買っておいたクラシックギターがあった。
ところが、職人の父親は自分で弾くつもりで買ったのではなく、いずれ息子達兄弟3人のうち誰かが弾くであろうとの親心から恐らく買っておいたものと今でも思っている。
実のところは、親の心子知らずで誰もギターに興味を抱く事もなく、部屋の片隅にひっそりと置かれていた。
そんな時、高校生になった頃、私の友人で少しマセた同級生M君が家に来て、ギターのチューニングをし、「禁じられた遊び」を目の前で軽やかに弾くのを見た。
これはすごい、自分もあんな風にスムーズに弾けるようになりたいと、それから譜面とにらめっこしながら時間さえあればクラシックギターを抱え、やっとの思いでアルペジオをマスターしたと記憶する。

 その後、高校に入る頃には、フォークが出盛りだった事もあったが、仕方なく家にあったクラシックギターで欲求を満たしていた。それから暫くして、M君の家を訪ねた時にフォークギター(当時はこう呼ばれていた。)を弾く姿を初めて目の当たりにしたと思う。

 3年生の頃には、吉田拓郎が一世を風靡し、すでにフォークギターをいつか手に入れたいと恋焦がれていた。
大学に入りアルバイトして貯めたお金でやっと念願のフォークギターを手に入れたのが確か19の頃と記憶している。

 やっと手に入れたフォークギターはMORRIS社で確か当時1万円の代物だった。ピッキング奏法にはまり、吉田拓郎の様々な楽曲を楽譜とレコードを頼りに次々にマスターしていった。
だがしかし、なけなしのお金をはたいて何とか手に入れたギターだったのだが、レコードの原曲と比べると音程も音調も著しく違い、好みの音が出ないので不満のタネであった。
当たり前の話だが、かたやギブソン社の澄み切ったシャカシャカと心地良いサウンドに比べ、こちらは同じコードやアルペジオを弾いても鉄の弦をただこすっているだけの単調な響きでしかなかった。
野球で言えば、小学生とメジャーリーガーが戦っているような開きがあるのだから、無理もない話である。
その後、社会人となり仕事に追われる毎日ですっかりギターとは無縁になってしまった。

 それから、半世紀ほど時間が経ってしまったが、かなえたい夢ではないが今年に入り思いたって、楽器店を訪れ、店員さんに相談の上、予算と擦り合わせしながら国産、海外産も含め、試し弾きを数機種させてもらった。
この時初めて、昔フォークギターと呼ばれていたものが現在は通称アコースティックギターだと言う事を知らされた。
念願のギブソンも手に取って弾く事が出来たし、いくつか弾くうちに国産の手作りギターの音が適していると行きついた。

 それから一ヶ月位経って、さあ買おうと決意を固めていた折に友人N君から中古を数年前に購入したという話を聞きつけ、下倉楽器へ向かうことになった。
そこで、予算金額枠内で納得行くまで試弾させてもらい、行き着いたのはやはり手作りのK.YAIRIのギターだった。
同じモデルの新品と中古で最終選考する事にしたが、何と中古品の方が数段柔らかくて深みのある味わいがある事に気づかされた。
手入れ良く保管されていれば、中古の方が優れた音が出るとのお店側の説明に納得した次第。

 こうしてようやく長年果たせなかった念願のギターを手に入れる事が実現した。

しかし、しかし、オチがあった。
折角、気にいった音色のギターを手に入れたけれど、防音設備のない我が家では思いの丈、ピッキング奏法が出来ない事に気がついた。

仕方ない。ならば、アルペジオで弾くしかない羽目に、、、。
アルペジオだけしか弾けないのなら、いっそクラシックギターにすべきだったか?もしかしたら、トレモロにも挑戦出来たかも知れない、と思ったが後の祭り。
若い頃は、禁じられ遊びの前編しか弾けなかったが、後編に挑戦しどうにかこうにか1月位で完奏するに至った。取り敢えず、メデタシ。

しかし、思いっきりピッキングで弾きたいとの思いから人の迷惑の掛からない場所で、人目を気にせずにどうしても弾きたくて長女一家と向かった伊豆のキャンプ場で7月と10月の2度だけ弾く事が実現出来た。
嬉しい事に孫の1人は興味津々、コテージに来て独奏会を聞いてくれた。感謝、感謝だ。

念願かない、今年買って良かったものの1つには間違いないけれど、条件付きとなってしまったのが、少しだけ残念😢であった。

2、自動開閉式ウォシュレット

TOTO社製

 長年使用して来て、そろそろ買い替えと思っていたところに、近所にホームセンターが開店の情報が入り、テナントとして入店していた設備専門店に相談、各社のモデルを説明してもらい、床、壁の張り替えもふくめて全面リニューアルをする事にした。

機能性、使い易さ、経済性などを勘案の結果、TOTOのモデルに決めた。
シャワーマッサージ効果有り、即熱式、尚且つ自動開閉式であることが決め手になった。しかも、電気料金も軽減出来る。

 中でも気に入ったのは自動開閉式である。
これまでは、遠出した時のホテルなどで導入しているケースもあって、いちいち便座カバーを手で開けなくともよいので便利さを感じてはいたが、今度は逆に家で使う事に慣れてしまうと、外食などで外で用を足そうと入った際に男子用トイレがない場合に不便さというか不衛生だと強く感じる様になった。
不特定多数の人が使っているのだから、その都度手でカバーを引き上げる事に抵抗を感じるようになってしまった。
慣れというのは恐ろしいという事を良く耳にするが、今はそれだけ便利な事に慣れてしまった自分がいる。

これも実は便利な代物だった

 余談で、もう一つ自動式で今年購入したものに人感センサー付電灯がある。電源ONOFFが面倒なので、手洗い場に設置したが、困った事に短時間で消えてしまうので欠陥品ではないかと疑い、メーカーに電話し確認したところ、人感式センサーと謳っていても人がいる事を察知するわけではなく、感熱式である事が判明。従って、電源をずっとONのままであれば問題ないが、長時間使用しないからといってOFFにし、再度ONとした時に、ものの30秒位で消灯してしまう現象が多発。
今年の夏は特に暑かったので熱を感知して消えてしまう事がわかった。従来のように電気代をケチって使わない時には、1秒でもスイッチをOFFに落とす、という行為は実はしてはならない事がわかった。
以来、兎に角、何があろうとONのままとして放っておく事を決めたら、とても便利な事が分かった次第。

3、電解水素水整水器

日本トリム社製

 体調が良くなった、お酒が翌日残らなくなった、ご飯が美味しくなったとの知人の薦めがあって購入。
https://www.nihon-trim.co.jp/

 健康に関する医学的エビデンスが様々取れていて効能が謳われている。使い始めてまだ間もないのだが、今現在のところ目に見えて分かった事は、この機器で生成された水素水を使用した味の違いだ。

 特に飲み物の味の違いが顕著だ。
コーヒー、お茶はたとえ安めの品物を使用してつくったとしても、まろやかさが増し、雑味がなくなるのがはっきりとわかる。
同様に味噌汁に使用すると、旨味が増し飲み心地が数段上がる。
一番驚いたのは、芋焼酎のお湯割りで全く違う飲み物に生まれ変わったように感じ、ついつい呑みすぎてしまう。どれも別物に変身してしまうのが大きな驚きであり、収穫である。
ご飯もふっくらと炊きあがり、お米の本来の旨味が増す事を実感している。

 安い買い物ではないが、魔法にかかったように不思議な感覚を味わっている。
体調の大きな変化は今のところ獲得出来ていないが、長期間利用による効果を大いに期待したいと思い、毎日1L飲む事を目標として使用している。

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