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農業・環境

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田舎の土地での週末農業(準備中)とその他の農業・環境に関する自分のノートをまとめています。
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記事一覧

クロウタドリの巣作りから巣立ちまで

2020 年 5 月 8 日 クロウタドリの雌が自転車のカゴに巣作りしているのを発見した。材料を集めるために、せっせと鉢植えの土を荒らしてくれていた。 2020 年 5 月 14 日 抱卵中の雌(母鳥) 2020 年 5 月 22 日 雌の外出中に卵を見守る(?)雄(父鳥) 2020 年 5 月 25 日 初めてヒナの産声を聞いた(写真は翌日、父鳥?)。 2020 年 6 月 1 日 2羽のヒナを確認した。 2020 年 6 月 2 日 5 月の後半に雌

コリアンダーの種からの栽培

「香菜」「パクチー」「シラントロ」も呼ばれますが、一目で明確に識別できる「コリアンダー」にしました。タイトルでは「種」にしましたが、市販のスパイスのコリアンダーの粒を使用します。「栽培」とは大袈裟で、基本的に水をやるだけです。食用の栽培で、花まで育てることについてはこだわっておらず、相変わらずの面倒くさがりなので、間引きはしません。手持ちの本には「春まきと秋まきがある」とありますが、真夏に種を土に直接まいても育った覚えがあります(確信はありません)。 [ 1. ] ペットボ

モヤシの栽培

海外で栽培することを前提としているので、日本の動画ではなくベトナムや韓国の動画を参考にしました。新型コロナウイルスで外出が制限されているなか、室内で少量の長期保存可能な原材料から野菜を栽培できて助かります。日本語には「モヤシっ子」という言葉がありますが、日光と土なしで育つモヤシのどこがひ弱なんだろうと思います。 ※ どの動画でも一週間以内に収穫していますが、うちでは 1 日に 2 回しか水をやらないからかもっと時間がかかります。 ※ どの動画もレストラン級の量を作るレシピです

週末農業 -2019 年 11 月

2019 年 11 月 3 日 トラブル未解決のため、11 月も 1 回だけになった。 挿し木のイチジクを 1 本移植した。ご近所さんがムツリンゴを植えた方法を真似て、スウェールのように雨水をキープできるように少し深めに移植し、乾燥した雑草またはブドウの蔓でマルチした。 ヤマちゃんが下の駐車場のほうからやってきた。 この動画を参考にしてニンニクを植えた。コンポストは自家製ミミズ堆肥。ニンニクは中央市場で買ったハンガリー産。マルチは近くの道路から頂戴してきた落葉で、風が

セイヨウカリンの人工成熟・腐敗(英語:ブレッティング)

※結果は現時点では不明で、数週間後に更新する予定である。 田舎の土地に購入前から生えていたセイヨウカリン。欧米でもあまり見かけない古代の果物らしく、情報は少ないが、そのまま食べたり加工したりする前に「ブレッティング(bletting)」と呼ばれるプロセスが必要とのこと。発酵と同じくらい難しそうだが、挑戦してみた。 いつ田舎の土地に戻れるかわからなかったので、若そうだが、欲張ってバケツ約 2 杯分収穫し、ブダペストに持って帰った。(2019 年 11 月 4 日) トラブ

週末農業 - 2019 年 10 月

2019 年 10 月 6 日 超多忙のため 10 月は 1 回のみとなった。土地の上部に置いていたパレットをフェンス周辺に移動した。 クルミも拾ったが、虫に食われていたりしてほぼ全滅だった。 お隣りさんのセイヨウナシ。数百個ほど収穫せずに放置されているので、うちの土地に落ちていたものを失敬してきた。後でわかったが、これは口腔アレルギーがでない。 ネバリノギクと思われる。 ファイアーバグ(Pyrrhocoris apterus)。中欧原産らしい(日本には帰化していな

ブドウ収穫(SZÜRET)

他の記事で「田舎の土地」と呼んでいる AL 村とは別に AD 村にもブドウ畑を(長男が)所有しており、「親戚」が自家製ワインを作っていて、儀式的ではあるが、ブドウの収穫に行ってきた。 ニャンコのお出迎えに次男が大喜びする。 この土地も細長く、丘になっている。 これは上からの写真で、ブドウ畑の先は農作地だが、そこに 10 年程前に高速道路が通るようになった。ここでは騒音はまったくと言っていいほど聞こえない。 ブドウを収穫する。 このような機械でブドウをつぶす。このジュ

スケルトンリーフ

週末農業 - 2019 年 9 月

2019 年 9 月 8 日 周囲に立派なブタクサがあるので、新しく出てきている小さいブタクサの除去はあきらめ(まるでカレンダーに忠実に従うかのように、高さ 10 cm 以下でも花粉をつけている)、ブドウの根(幹)、蔓、葉の除去をすることにした。 根(幹)または蔓が数メートルの長さになって地上を這っていた。 1 房だけブドウがなっていた。「収穫」したが、どこかに落としてしまったようで、味はわからない。このように枯れた蔓を先に切らなければならなかったりする。 正体不明の

食廃油キャンドル(食廃油リサイクル)

日本では食廃油の凝固剤を使えるが、海外では手に入らないので、食廃油に市販のロウソクを混ぜて作ってみた。配合は 2 種類作り、ロウソクが少ない方を掲載する。 ※参考にしてもらえれば嬉しいが、水気がないところで作る等、油と火の取り扱いおよびその他の危険については十分注意していただきたい。

有料
600

チコリーの再生(室内は失敗、屋外は元気)

田舎で雑草除去中、1. 機械で刈るには茎が硬い、2. もったいない、のでアパートに持って帰ってきて、次の英語の動画を参考にして再生に挑戦してみた。野生のチコリーでやせているので成功するかどうかはわからない。 作業2019 年 8 月 10 日 結果 失敗のようである。 2019 年 8 月 31 日撮影 一方、この後に持って帰ってきた第 2 陣を外のセイヨウスモモの鉢に差し込んでおいたところ、半分ぐらいが青々と成長している。野菜を再生したかったが、時間があるときに根を

週末農業 - 2019 年 8 月

2019 年 8 月 4 日 結局もう片側のゲートの支柱も元に戻らなかった。とりあえず、鎖と鍵で閉めることにした。 小屋に収納していたものをフェンスの中に移動した。行く前にホームセンターでプラスチック製のテーブルを買ってきた(いまはまだグラグラしているが)。 この日もブタクサの駆除をした。引き抜きたいので時間がかかる。 コンポストトイレ処理場に、チェリートマトではなくエアルームトマトらしきトマトがなっている。「週末農業 - 2019 年 3 月」に写真を掲載した、発芽

週末農業 - 2019 年 7 月

2019 年 7 月 1 日 とうとうフェンスのネットを購入した。強度には不安があるが、いつもいくホームセンターでは 150 cm はこれだけで、傾斜とデコボコのある土地には溶接された(welded)ネットよりも編み込まれた(braided)ネットのほうが柔軟性があって設置しやすそうだからである。思ったよりも重かったので、駄目元でいつもお世話になっているご近所さんに電話をしたところ、すぐに自転車で駆け付けてくれた。他にも必要なものや質問があったので、ホームセンターで結構時間

週末農業 - 2019 年 6 月

2019 年 6 月 1 日 田舎の土地のお隣さんのおかげで、重機で土を取り除いて駐車できるようにしてもらっていた。これで雨の日でも田舎の土地に行くことができる。心からありがたい。ハンガリー人は見返りを期待することなく助けてくれることが多々あり、お礼を渡すと困惑されることもあるので、取り除かれた土は道路建設に役立っているはずだと考えるようにしている。 やっぱり雑草は自分達の手に負えないようなので、親戚に除去をお願いすることにした。その前に、侵入性・繁茂性の低い植物をキープ