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納豆

ハンガリーでは高額で、販売している店も僅かなので、たまに作って冷凍しています。「男の趣肴」 を参考にしましたが、保温用の水筒では難しそうで、ヨーグルトメーカーは持っていないので、ヒーターの熱で発酵させる冬限定の方法です。簡単ですが、大豆の煮あがり、納豆菌の追加、耐熱容器への移動のタイミングは重要です(大豆が冷めると発酵しません)。

※ 大豆と納豆に触れるものは必ずすべて熱湯で消毒してください。また、熱湯の取り扱いにはくれぐれも注意してください。

材料(出来あがりは約 1 kg)
乾燥大豆   500 g
市販の納豆   大さじ 1

手順

[ 1. ] 大豆をよく洗い、たっぷりめの水(約 1.5 リットル)に一晩漬けます。

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[ 2. ] 水ごと鍋に入れ、強火にかけます。水が少なければ足してください。

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[ 3. ] 煮立ってきたら中火にし、灰汁と皮を取りながら約 5 時間煮ます(圧力鍋の場合は「男の趣肴」を参考にしてください)。途中、水位が低くなったら水を足します。3 番目の写真は約 3 時間後です。私は小粒が好きなので、柔らかくなり始めたら、おたまで砕きます。従って、見た目はイマイチです。

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[ 4. ] 煮上がる 1 時間ほど前から発酵用の耐熱容器をオーブンで温めます(私は水を入れますが、効果はわかりません)。また、納豆菌を取り出すときに必要になる熱湯を別の小鍋で用意しておきます。

<写真を撮るのを忘れていました>

[ 5. ] 大豆を火からおろし、ザルで水分を切ります。このときに大豆が冷めないように納豆菌を取り出す用意([ 6. ] を参照してください)を事前にしておきます。

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[ 6. ] 納豆菌を取り出すための容器に小鍋の熱湯を入れて消毒し、熱湯を流し切ってから納豆を入れておきます。大豆をザルにあげ、ある程度水分が切れたら、納豆に熱湯 100 cc を加え、熱湯で消毒しておいたスプーンで混ぜ、大豆に納豆菌を混ぜます。

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[ 7. ] 耐熱容器をオーブンから取り出します(水を入れていた場合は流し切ります)。

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[ 8. ] しっかり水分を切った大豆を耐熱容器に入れ、ザルでは混ぜにくい場合は納豆菌が行き渡るように混ぜ(冷めないように注意して)、ラップまたはアルミをかぶせて穴を開けます。

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[ 9. ] ヒーターの上または近くに置き、ペーパータオルをかぶせ、24 時間発酵させます。発酵に最適な温度は 40 度前後ということですが、それ以上と思われるヒーターの上でもうちでは大丈夫です。ただ、煮物を作れるほど熱いストーブの上では NG だと思います。

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[ 10. ] 「男の趣肴」ではかき混ぜないほうがいいとありますが、納豆は好気性細菌ともあるので、私は 18 時間後ぐらいに空気を含ませます。このスプーンも熱湯で消毒してください。

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[ 11. ] 24 時間後、十分発酵しているようであれば、約 100 g ずつに小分けします。1 日冷蔵庫に入れて後発酵させるのが正しい方法のようですが、面倒臭がりの私は冷ましてから冷凍庫で保管します。

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