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当たるも当たらぬもはっけよ〜い笑

占いとか迷信とか信じやすいほうだった。「明日、大事なプレゼンがある」という時や「嫌な授業があるんだよな…」という時は必ず占いをチェックしていた。
良いことが書いてあれば「よっしゃ!!がんばれる!!」、悪いことが書いてあれば「…休むか」の基準(いや、がんばって行ってたけどね笑)。
ラッキーカラーは要チェック。サイトによってラッキーカラーが違う場合は、信用できるサイトに書いてある色を服に、そうでないサイトの言う色はハンカチ等の小物で合わせていた。

でもここ2年近く、占いを気にすることがなくなった。

以前、県内でもよく当たると評判の占い師の人に「秋に(今までの行動が)実る。秋まで待つこと」と言われた。ふむふむ、と聞いて待つこと2度目の秋が訪れた今日この頃。実りも収穫の兆しすらないんですが…何年後の“秋”のことだったんですか、ね…。

子どもの頃、手相占いのおじいさん(なんかすごい人だったらしい)からは「森英恵さんと同じ手相。大器晩成型」と言われたことがある。デザインの才にも芸術の才にも恵まれなかった訳だから、この占いも違っていたのかも知れない。

スピリチュアル系の押し売りをしてくる人たちからは「すごく強く良いパワーを持っている。大日如来がついている(憑いている??)。人に恵まれて人の上に立つ。だから悪い気を持つ人も集まりやすく疎まれやすい。出る杭は打たれる」と皆さん同じようなことを言ってくる。だからこの教えに〜とか、このブレスレットをつけて〜とか。そういう人たちは「そんなパワーがあったら人生苦労してないですよ。え?パワーがあるから苦労する?それってただの迷惑なんですけど。それのどこが良いパワーって言えるんですか?は?」と軽く丁寧に言い返すと反論もなく去っていく。…そういえば1度だけ「今は信じなくても良いから!」と言って母と私に天然石をタダでくれた人いたな…あの石、どこいったけか…?

今はスピリチュアル系はもちろん、普通の占いも信じてはいない。
それよりも、“今”“どこで”“誰と”“どんな言葉と”出会うか、だと思っている。未来のことなんて誰にもわからない。明日のことも、数時間先のことも。
「旅行が吉!」と出た人が、この不安定な世界情勢に巻き込まれることもあるだろう。「良い出会いあり」と言われた人が超絶ブラック企業に入ってしまうこともあるだろう。
そう考えると、“今”“どこで”“誰と”“どんな言葉と”出会うか、は未来において大きな影響を与える確実な選択だ。

信じないにしても、やっぱりちょっと占い好きではある。
良いこと書いてあったら嬉しいし。ラッキーカラーがその日の気分に合う色だったら楽しいし。
当たるか当たらないか。賭けというかスリルというか。自分の直感と占いとの戦い(どちらが正しいか)笑

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