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明治神宮参拝と「敷島の道に架ける橋 英語で伝えたい明治天皇百首」

昨年はドナルド・キーン氏著の「明治天皇を語る」を読みましたが、今年のゴールデンウィーク中には明治神宮を参拝し、明治神宮ミュージアムにも足を運びました。暑かった日でしたが、杜の中は杜の外よりやや涼しく、
広大な緑が広がっていました。

明治神宮ミュージアムでは昭憲皇太后百十周年祭と霞会館創立百五十周年記念として「受け継がれし明治のドレス」展が行われていました。
専門家の手によって修復された華麗な
昭憲皇太后の大礼服も美しかったです。
そして明治神宮のギフトショップにも寄り、本も購入しました。


その本とは
「敷島の道に架ける橋 英語で伝えたい明治天皇百首」(ハロルド・ライト訳、明治神宮監修)

明治天皇が詠んだ作品の原文と共に、ドナルド・キーン氏の教え子でもあるハロルド・ライト氏が英訳した文が載っています。

「声に出して読みたい日本語」という本がベストセラーとなって久しいですが、明治天皇が詠んだ詩は本当に「声に出して読みたい日本語」ですし、
その英訳も素晴らしく、ライト氏自身も詩人であるため
「声に出して読みたい英語」でもあります。

移り変わり激しい激動の時代を生きた明治天皇。
そんな時代の中で日々何を思っていたのか、
どのようなお気持ちでいたのか。
少しでも垣間見る事が出来たと思います。


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