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ピュリニー・モンラッシェ/メゾン・ルロワ

ついに、ルロワのピュリニー・モンラッシェを飲むことができました。

シャルドネの聖地、ピュリニー・モンラッシェ村で「神の舌」を持つ女性醸造家が造るワイン。

これだけでもう、楽しみが溢れますよね。

我が家のワインセラーに貯蔵していたのですが、お気に入りのフレンチに行く際に持ち込み、、


ルロワに関しては、以前ボジョレーの記事で詳しく書きましたが、マダムルロワがドメーヌ立ち上げました。マダム・ルロワは、天体的なテイスティング能力で「神の舌」を持つ女性醸造家です。

ちなみに、ルロワにはドメーヌ・ルロワとメゾン・ルロワがあります。

メゾン・ルロワはネゴシアンになりますので、ラベルに「Mis en bouteille par Leroy Negociants a Auxey-Meursault (Cote-d'Or)」と記載があります。

ラベルの写真の一番下、よく見ていただくとこのワインも小さく書いてありますので、メゾン・ルロワだと分かります。

簡単な見分け方としては、ドメーヌの場合「赤キャップ」、メゾンの場合は「白キャップ」になっています。


さて。。肝心の味わいですが…

複数のドメーヌのピュリニー・モンラッシェを飲んだことがありますが、その中でもかなり上位で、まさに洗練された味という感じでした。

嫌味がまったくなく、舌の上を滑るように入っていきます。

ピュリニー・モンラッシェらしい、爽やかな青リンゴの香りが抜けたと思うと、すぐにキャラメルやバニラ香が追いかけてきます。

ただ、このバニラも非常に上品なので甘ったるいという感じではなく、洗練された美しいバニラという感じでした。

しっかりとした酸味、ふくよかな味わいの中に、ピュリニー・モンラッシェの特徴でもある「繊細で張り詰めたミネラル感」も感じられます。

2杯目からは、キャラメルや、蜜の香りを強く感じるようになりました。


私は、ピュリニー・モンラッシェが好きなのですが、その理由の1つが「繊細で張り詰めた」という表現がよく使われること。

この表現は本当にそのとおりだな、と思うのですが、儚げで、でも凛とした花のようなイメージを持ちます。

美しいワインだな〜と思うのです。

上品で、洗練されていて美しい。

繊細で壊れてしまいそうなのに、芯が通っていて凛としている。


そんな表現にぴったりで、とても美しいワインです。



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