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ワインセラー選びのポイント

少し久しぶりになってしまいましたが・・・


最近、ワインのお仕事が少しずつ増えてきたので、それに伴い高級ワインをいくつか発注しました。

長期熟成も自宅で行うことを踏まえて。

寺田倉庫とワインセラー、どちらが良いのか非常に迷ったのですが、最終的にはワインセラーで管理することに決めました。

やはり、自身できちんとワインセラーを管理しているということは信頼にも繋がる上に、自分にとっても勉強になると考えたからです。

ワインの正しい管理や、セラーの管理、ワインへの愛着。

誰かにワインの保管相談をされたときに、寺田倉庫にあずけてしまっていると、大したことはお答えできないですが、セラーであれば学びをシェア出来ると考えています。


文字や知識で知るよりも、現場の知識。

というのが私のモットーです。


そこで思い切って、ワインセラーを大型で本格的なものに買い換えることにし、色々と調べています。

自分の勉強にも非常になったなーと思うので、その時の学びを改めて。


そもそも、ワインを保管するためには何を気をつけなくてはいけないのか?


気をつけなくてはいけないポイントは4つ。

「温度」「湿度」「光」「振動」です。


・温度
日本は四季による気温の変化が大きいので、例年通して温度を適切に保てる場所が必要。
冷蔵庫では温度が低すぎるため、熟成を止めてしまう。白ワインも赤ワインも保存の適温は同じ14度~16度。(白ワインを低温度で長期間保管すると酒石酸が固まりやすくなる)

・湿度
乾燥した環境下ではコルクが縮んでしまい、ワインの風味や香りが損なわれてしまう。

・光
直射日光はもちろんのこと、蛍光灯の灯りも良くない。光に含まれている「紫外線」は、有機物を劣化させる。長い期間紫外線にあてていると、味わいやアロマも劣化してしまう。

・振動
ワインに振動を与えると、粒子間の安定性をなくしてしまい、ワイン自体が本来持っていた甘み、滑らかさ、しなやかさを失う。トゲトゲしさ、荒々しさを感じやすくなり、まとまりのない味わいになってしまう。


このポイントをきちんと守るためには、冷蔵庫では少し難しそうですね・・・



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