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『うなあな』って何?

先日見た夢。
何の糧にもならない、くだらない話。 







私は夢が好き。
「将来の夢」とかの夢じゃなくて、寝ている時に見る方の夢。

自分の脳内にあるものだけでできているはずなのに、覚醒中には到底思いつかないような混沌とした映像が生み出される。
まるで想像力の限界突破をしているようでおもしろいと思う。

起床時には忘れてしまっていることも多いけれど、何とか文章に残せそうなくらい夢の記憶が残っているときは、夢日記用のアプリにメモを取ることが習慣になっている。



日記の中でも、ちょっとnoteにしてみようかな、と思い立った夢のひとつ。

ざっくり言い表すと、友達数人と映画館に行き、ジブリ映画を見るという夢。

ただ、映画は実際には存在しない架空の作品で、正確なタイトルは記憶できていないが、『あなたと思い出』だか何だかそんな感じの掴みどころのないタイトルだった。
夢の中では映画のチケットを取った後、上映までに時間が空いていたので友人たちと映画館併設のショッピングモールで買い物をして回り、いざ映画館へ! ……というところで目が覚めてしまった。
なのでこの架空の映画は見ていない。

時間や空間が意味不明になりがちな夢のあらすじとしては、あまり混沌としていなくて、おもしろみがない。
夢のくせに、秩序が保たれ過ぎている。

よく夢日記を残す人間だからわかるけれど、ここまで崩壊していない夢は珍しい。

ただ、この夢の中では一点だけ、やや理解し難い要素があった。



映画に限らず、アニメやドラマやゲームといった作品名は、度々ひらがな4文字くらいの略称で定着する。
作品でなくとも、人物名やグループ名など、あらゆる固有名詞が略されて呼ばれがちだ。

映画『アナと雪の女王』は、「アナ雪」。
ゲーム『ぼくのなつやすみ』は、「ぼくなつ」。
バンドの「ずっと真夜中でいいのに。」は、「ずとまよ」。

この例に漏れず、夢の中の架空の映画にもひらがな4文字の略称があった。正式タイトルは夢から醒めると正確には覚えていなかったけれど、その愛称の方は明確に覚えていた。

それが、「うなあな」

流石は夢と言うべきか、正直何がどうなって「うなあな」になるのか全くわからない。
仮に正式タイトルが記憶の通り『あなたと思い出』だったとして、「あな」は「あなた」から取られているのだろうが、「うな」がどこから来たのか説明がつかない。
そして、やや不正確な正式タイトルの記憶だけれど、「うな」の要素がどこにもなかったことは自信をもって断言できる。

しかしながら、その映画の通称は「うなあな」だったのだ。

これが、この夢で唯一の理解不能な要素。
まあ、夢の秩序崩壊ポイントとしてはやや弱めなのだけれど、私にとっては結構なインパクトがあった。



じゃあ、一体どんなタイトルの作品だったら「うなあな」と略され得るのだろうか。

至極どうでもいいことなんだけど、つい楽しくて考えてしまった。
そして割と簡単に結論が出た。

『うなぎとあなごの違いがわかりません!』

たぶんこれ。
このタイトルであれば、きっと「うなあな」で定着する。

ライトノベル原作とかだったら、なくもない線をいっている気がする。
これがたぶん、「うなあな」の正式タイトルのベストアンサー。



めちゃくちゃくだらないけれど、何の略でもない適当なひらがな4文字をお題にして、その架空の正式タイトルを考えるっていう遊びも楽しそうだなって思った。
いかにも既に誰かがやっていそうだけれど。


何が言いたかったかというと、やっぱり夢ってアイデアの宝庫なのかもしれない。





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