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神社紹介②~丹生川上神社下社~

丹生川上にゅうかわかみ神社下社
奈良県吉野郡下市町長谷1−1

日本最古の水神を祀る社で、この社に雨を祈り黒馬・晴を祈り白馬を献ずることが絵馬の起源となると書かれています。

本殿主祭神 罔象女神  -ミズハノメノカミ-
      淤加美神 -おかみのかみ-

相殿神 伊邪奈美命-イザナミ-、伊邪奈岐命-イザナギ-
東 殿 大日孁貴尊おおひるめのむち(天照大神)
    譽田別命ほんだわけのみこと(八幡神、応神天皇)
    八意思兼命オモイカネノミコト
西 殿 開化天皇・上筒男命うわつつのおのみこと
    菅原道真公
    綿津見神-ワタツミノカミ- (海神)
    大国主神

鳥居


罔象女神


『古事記』では弥都波能売神(みづはのめのかみ)、
『日本書紀』では罔象女神(みつはのめのかみ)と表記する。
神社の祭神としては水波能売命などとも表記される。淤加美神とともに、日本における代表的な水の神(水神)である。

※京都・貴船神社と直線ラインで日本海の御神島と繋がる(他にもある。)
※上社は祭神・高龗大神《たかおかみのかみ》(別名・黒龍大明神)と|闇龗大神くらおかみのかみ(別名・白龍大明神)

高龗大神


能「和布刈」


高龗大神《たかおかみのかみ》
 「たか(高)」は山峰を意味し、「龗」は水をつかさどる蛇体の神のこと

関門海峡を渡った門司の海岸沿いに、
能楽の舞台となる「和布刈めかり神社」がある。
祭神は「天照大御神」の荒御魂の
「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)」。
伊勢神宮の第一別宮(別宮)は荒祭宮であり天照大御神の荒御魂である。

こちらの祭神の別称は瀬織津姫。
月の神で穢れを祓うみそぎの神、
潮の満ち引きをつかさどり「導きの神」と言われる

神道祝詞の「大祓祈詞(おほはらへののりと)」に現れる祓戸四神の筆頭。能楽では龍神として描かれています。
罔象女神(みつはのめのかみ)も高龗大神、闇龗大神も同神ではないかと思われる。
以前からブームになっている瀬織津姫ですが、
神名はそのみ働きを表す役職名的名称があるので個としての神と限定することはできないと思います。

※余談になりますが何十年も前から邪馬台国はどこか?の論争に明け暮れていますが、これも日本の古代史の抹殺の働きの一つで、超古代から古代に渡って日本にはわかっているだけで数十の王朝があったようです。
そして各王朝では当然、神々を祭りその審神者としての巫女なり神官が存在していたはずですしその神名というか審神者としての巫女が卑弥呼であったと思っています。
卑弥呼はあちらの国がつけた軽蔑の名称で実際はヒミコ=日巫女=日霊女・・・とかではないでしょうか。
ですから邪馬台国や邪󠄂馬臺國論争に終わりはないわけです。
50年以上前に東京のある高校に通ってた頃の日本史の先生が邪馬台国研究家でしたが、結局結論は出せずに亡くなりました。余談でした。


~ここまで父の解説~



拝殿



神馬が境内入り口付近に居ました。
一生懸命ご飯を食べており、とても大人しく美しい神馬さんでした。

黒馬もいるのかと思いましたがこの時は見かけませんでした💦

丹生川が近くに流れ、川のせせらぎや鳥の鳴き声も聴こえてきて癒される神社でした。

Wikipediaより


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