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古着屋開業までの生い立ち(6話)

宮古島行きのチケットを取った僕は、
リュック一つを持ち飛行機へ乗りました。

宮古島に着いたらどうしたらいいんだろ?と、
不安な気持ちと戦いながら飛び立ちました。

とりあえず宮古島に着いた僕は、
ゲストハウスに泊まる事にしました。

そこには女の子が1人泊まって居て、
初めての友達ができました。

その女の子に仕事が出来そうな場所を聞き
面接の電話をしましたが、
いざ面接の時になるとめんどくさくなり
仕事をする事を諦めました。

仕事をするわけでもなく
昼間は自転車で島を一周したり、
ビーチで1人で音楽を聴きながら
夕陽を眺めたりしていると、

なぜか、不安になってきて
寝れない毎日が続くようになってきました。

ある日いつも通り散歩から帰ってきた僕は
女の子とリビングで話していると

女の子「宮古島ってハブ出ないんだよ!」

と、聞いた僕は、、、、心の中で。

" ん?待てよ?ハブが出ない!? "
" って事は、野宿できるぞ "
" これで、仕事しないで済む "

と、閃いた僕は仕事をする事諦めて居たので、
ゲストハウスを出て野宿する事に決めました。

本当にプライドを捨てる事にしました。

ゲストハウスを出たその夜は
ビーチにある屋根付きのベンチで寝ました。 

働いてない僕は、食事を節約する事にしました、
朝昼晩、食事をしたらお金が無くなると思い、
夜の一食だけにしましたが、
昼間が動けなくなってしまう事に気づき、
昼の一食にしましたが、
次は、夜お腹が空いて寝れなくなりました。

そこで、また閃いた僕は、

" あ、そうだ、昼の3時に食べよう "

そう思った僕は宮古カレーと言うお店の
大盛りカレーを毎日昼の3時に食べる事にしました。

夜も寝れるようになり、昼も動けるようになりました。

そこで、問題が発生。

" もう、カレーを見るだけで気持ちが悪い "

そりゃあ毎日カレーだったらそうなりますよね?

そこで僕は宮古島の人は天ぷらがオヤツなのを
思い出し近くの天ぷら屋さんで50円くらいの
天ぷらとカレーを交互に食べる事にしました。

これで、寝床と食事の問題は解決しました。 

次の問題は、お風呂とトイレです。

では、この辺で、、
ご視聴ありがとうございました。


7話へ続く、、、、

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