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痩せることに執着する人

慢性疲労がある人や、不安が強いクライアント様の中には、標準体重を割っているのに更に痩せたがっている人が結構います。

現在の体重が「痩せ」の中に含まれているのに、「3キロ太ったから戻したい。」と言ったりします。

そういう方は低血糖で私生活が辛くなっているのに、補食を提案するとすかさず「太りませんか?」と聞いてきます。

なのに、今ある疲労をどうにかして欲しいと言います。

標準体重を更に下回るダイエットと、慢性疲労の回復は真逆のベクトルですから困難です。

すでに慢性疲労があるのに、痩せたくて高強度の運動をして、更に疲労を悪化させてしまう人すらいます。

このボディイメージの厳しさ?異常?はどこからきているのでしょうか?

ありのままの自分が許せないその思考は、どこからきているのでしょうか?
いつも体に我慢をさせるのは、誰のためなのでしょうか?

慢性疲労の原因はそこにあるんですよね。

栄養を整えるだけでは、人は健康になれません。
自分の心がどこに向いているのかを自覚する必要があります。

先日1回目のセラピーでクライアント様と目標を共有した際に、その方が「私、また社会的に評価されたくて元気になろうとしていた!」と気付かれていました。

1回目にしてもう終わってもいいんじゃ無いかと思いました。

痩せていたい人、生涯ダイエットを続けるのでしょうか?
なぜそれほどまでに痩せたいのか、そこを考えてみて欲しいと思います。

日本人も段腹でビキニを着れる自己肯定感が欲しいですね。


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