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■ 其の112 ■ 国会議員総選挙〔KGS24〕をやってみてはどうでしょう?

🔣先日、車検を終えました。車が戻ってくると「これであと2年、この車に乗れるな」と思います。当選が決まったあと、国会議員もそんな気分になるのかもしれません。

選挙を終えた衆議院議員は「これでひとまず、2~3年は議員が続けられるぞ」と胸をなでおろし、参議院議員は「これで6年は安泰だ」とホッとすることでしょう。
そして次の選挙が近づくまでは、少々国民をナメていても、身分がおびやかされる事はありません。残念で悲しい現実です。政治問題の原因はここに収斂されるのかもしれません。
といっても、彼らは根っからの悪人ではないし、議員になる前から性根が腐っていたわけでもありません。もしわたしが「あの立場」になっていたら、同じように染まっていたでしょう。

🔣この現状をなんとか良くするためのアイデアが「国会議員総選挙」です。
かつてのAKB総選挙の国会議員版というイメージです。

衆議院、参議院の約七百名全員を対象に、実際に議員の近くで彼らに接している「関係者」に投票してもらいます。投票するのは、政治記者やジャーナリスト、秘書、国会で働く職員、官僚などです。
国民のためになっている政治家、立派だと思う政治家を選びます。
選べるのは最大3人まで。
投票用紙には3枠あり、一名書いても、二名書いても、三名書いても構いません。ただし同じ名前を複数書いた場合は、すべて無効です。
投票結果は上位百名を公表します。

総理や各大臣たちは入っているのか。石破さん、河野さん、小泉さんたちは人気だけではないのか。あまり知られていない若手や、野党の中にどんな優秀な議員がいるのか。‥‥などなど考えただけでも楽しみです。
本物の政治家はだれか?‥これだって国民の知る権利のひとつです。
選ばれる側の国会議員は嫌でしょうけど、ぜひとも切磋琢磨し、自分の名前が百位以内に入るよう真摯に政治に取り組んでもらえばいいと思います。

主宰するのは、記者クラブあたりになるでしょうか。
年1回の恒例行事にします。
年末年始、通常国会前半の3月までを除き、人事異動がひと段落する時期と考えると、6~9月あたりでしょうか。多少は自民党の総裁選にも影響を与えるかもしれません。
政治家から、めざわりで不快だから止めて欲しい、と言われるくらい反響のあるイベントになることを期待します。

🔣通称名は、今年行うとしたら、
KGS24(こっかい・ぎいん・そうせんきょ・トウェンティーフォー)、
来年以降は、KGS25、KGS26‥‥と続きます。
これなら国民に親しんでもらえるでしょう。
政治家から「偉そうに、人を評価するんじゃない!」といった圧力がかかったときには、「まあまあ、麻生先生、政治に関心を持っていただく為のイベントごとですから、そんなにお気になさらないで下さい」と言ってかわせばよいと思います。

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