見出し画像

日本ワインレビュー【えべおつWein】Regenbogen 虹 2021

【えべおつWein】Regenbogen 虹 2021

ヴィンテージ:2021
コメント:洋梨や青リンゴ、白い花ような香り。
アフターは旨味と果実味、そして苦味が残ります。
年々、良くなっていますねぇ。
まだ樹齢が3年〜6年のブドウとは思えないくらいボディがしっかりしています。
委託醸造ですが、10Rワイナリーの影響はそれほど強くなく、【えべおつWein】の個性が感じられます。
アルコール度数も年々高くなり、果実味とボリュームも出てきていますねぇ。
2021ビンテージからラベルが変わり、アイテム数も多くなり、「虹」の他にも、「ほのか」やピノ・ノワールの単品種のワインもリリースしています。
「Regenbogen 虹」のラベルに関しては、7品種のブドウを使って作られたワインという由来があるので、イラストのラベルは、変えなくても良かったような気もしますが、トータルなブランドイメージを作りたいので、変更したのだろうなぁ。
今すぐ飲んでも良いが、1、2年くらい置いた方が良いカモ🦆
ホントは3、4年置いてからの方が良さそう。
手羽先の塩焼きやイワシのしょうが煮などに合いそう。
エビやタコのアヒージョなども良さそうです。
※あくまで私の個人的な意見なので、参考にはあまりならないかも知れません。と言うかならないカモ🦆
2021ビンテージは大干ばつの影響で、収量は減りましたが、滝川市は積算温度も高く、日照時間も長く、果実は熟して、糖度も上がったということで、これまでの【えべおつWein】の中では、一番良い出来になっています。
今回リリースされた3種のワイン。
Regebogen2021-虹
赤白品種の混醸の辛口の白ワイン。
Regrbogen2020-虹-
昨年リリースした赤白品種の混醸の辛口の白ワイン。
Der Schimmer2021-ほのか-
ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ピノブランの3品種混醸の辛口白ワイン。
古樽による発酵、熟成。
Pinor noir2021
今回初めてリリースした、ピノ・ノワール100%の赤ワイン。
※このピノは、まだ飲んでませんので、飲んでから再度レビューします。

ピノ・ノワール以外の白ワインの飲み比べ

どれを買っても良いですが、今すぐに飲むのならば「Regrbogen2020-虹-」かなぁ。
その他のワインは1、2年は置いた方が良いカモ🦆
このまま順調にいけば、将来的には道産ワインの中でもトップクラスのワイナリーになる可能性がありますねぇ。
しかし、まだ10Rワイナリーでの委託醸造なので、自社で醸造するようになってから、どうなるのか?が問題でしょうかねぇ。
疑り深い性格なので、そこが気になっています。
生産者:えべおつWein
産地:北海道滝川市(醸造は10Rワイナリー)
品種:ピノ・ノワール、ツヴァイゲルト・レーベ、ピノ・グリ、ミュラートゥルガウ、シャルドネ、ピノ・ブラン、リースリング
スタイル:
Alc:13%
飲んだ場所:ワインショップフジイ(北海道札幌市)
飲んだ時期:2023/2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?