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ヨセフのだいじなコート

最近のブーム。次男と末娘が絵本を読むのが大好きなので毎日お風呂上がりに絵本を読んでる。

家にも結構絵本はあるけど
長男が幼い頃に何度も読んだので
読むぼくに新鮮さが欲しいのと、見たことのない絵本をたくさん読んで勉強したいので
図書館で借りて来て読んでる。

子どもたちが自分たちで読んで欲しい本をそれぞれ選んでいるんですが
選ぶ時のポイント(どんな表紙の絵本が好みなのか。どんな絵の絵本が好みなのか。)がわかるので、子どもたちの本選びにも学びがある。

今日読んだ絵本にシムズ・タバックの「ヨセフのだいじなコート」がとてもよい学びがあった。

ストーリーはボロボロになったオーバーコートを大切にリメイクしてジャケットにして
ジャケットがボロボロになったら、チョッキにして
チョッキがボロボロになったらマフラーに、して。。。
みたいな感じで
最終的には、ボタンになり。
ボタンもなくしてしまって
何もなくなる。
しかし何もないけど、「何にもない!」になるまでに、いろいろあったからそれを本にすることにした。
という違うものに変えていくお話でした。

最後の「何もない」「何もないけどストーリーがある」というのが
とてもぼくに刺さりました。
無いならないでどうするかを「考える」「工夫をする」というのが、ぼくがやってるトリノス教室で伝えたいこと。

本は、どのタイミングでその本に出会うかで
感じ方や刺さり方が変わってくる。
いまこのタイミングだから「ヨセフのだいじなコート」はぼくに刺さったんだな。

子どもたちも喜ぶし、ぼくも勉強になる
どんどん絵本を読んで絵本を作っていきたい。

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