年老いた珈琲豆焙煎屋は、地方の中核都市・和歌山市で零細生業パパママ規模の自家焙煎珈琲豆小売専門店「エカワ珈琲店」を夫婦２人だけで営んでいます。

そのエカワ珈琲店に、時々、コーヒー生豆を購入したいという方がやって来ます。どう利用するのかと聞くと、自宅でコーヒー豆を焙煎するということです。

珈琲が好きで興味があるなら、コーヒー豆の自宅焙煎(ホームロースト)も面白いかもしれません。ということで、コーヒー豆の自宅焙煎に関する記事をエントリーします。

焙煎機・焙煎器具と焙煎プロセス制御の難易度

１００万円～５００万円くらいの高額な生産用小型コーヒー豆焙煎機を使用すれば、コーヒー豆焙煎工程を正確にコントロール(制御)するのは可能だと思います。

しかし、フライパンや金網を使ってコーヒー豆を焙煎する場合、コーヒー豆焙煎工程を正確に制御(コントロール)するのは至難の技だと思います。

アマゾンなどで購入できる家庭用コーヒー豆焙煎機の場合、コーヒー豆焙煎プロセス(工程)制御の難易度はその中間くらいだと考えています。

だけど、コーヒー豆焙煎をあまり難しく考えると、コーヒーに興味を持つ誰もが気楽にコーヒー豆焙煎を楽しむことができなくなってしまいます。

この記事は、コーヒー豆焙煎に対する経験・技術・知識のレベルに関係なく、誰もが自宅でコーヒー豆を焙煎して楽しむために必要な情報を提供させて頂いているつもりです。

コーヒー豆自宅焙煎(ホームロースト)は芸術活動

珈琲で生活の糧を得ている者には、コーヒー豆焙煎は科学です。しかし、自宅でコーヒー豆を焙煎して楽しむのに、それほど科学は必要無いと思います。