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コーヒー豆と水分、含水率(水分含量)と水分活性

コーヒー生豆には、10%前後の水分が含まれています。

このコーヒー生豆に含まれている水分が、コーヒー豆の焙煎で大変重要な役割を演じていると考えています。
だから「蒸らし」という焙煎プロセスが必要だと、年老いた珈琲豆焙煎屋は考えているわけです。

と言っても、コーヒー生豆に含まれている「水分」についての年老いた珈琲豆焙煎屋の認識は、相当にあいまいなです。

それでも、これまでに蓄積して来たコーヒー豆焙煎に対する洞察力に依存しながら、業務用小型ドラム式コーヒー豆焙煎機を使って、毎日のように30年間もコーヒー豆を自家焙煎していれば、コーヒー生豆に含まれている「水分」を上手く利用できるようになって、それなりのレベルの焙煎コーヒー豆を自家焙煎しています。

コーヒー生豆に含まれている「水分」についての認識が相当にあいまいでも、日々のコーヒー豆焙煎にはそれほど支障が出ていません。

しかし、一緒にコーヒー豆焙煎作業に従事している者同士の間でなら、コーヒー生豆に含まれている「水分」についての認識がある程度あいまいでも話が通じますが、そうではない他の誰かにコーヒー豆焙煎について説明するとなると、おそらく話が通じ無いだろうと思っています。

そこで、コーヒー豆に含まれている「水分」について、他の誰かにコーヒー豆焙煎を説明できるレベルの認識を持つべく、食品工学や食品学の基礎的な解説書を参考にして学習ノートを作成しています。

【参考】「年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ」の記事、『コーヒー豆と水分、含水率(水分含量)と水分活性』も、よろしければご覧になってください。


コーヒー豆の含水率(水分含量) | 食品工学、食品学の専門書より

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